【サウンド&レコーディング・マガジン2011年7月号連動】
デトロイト・テクノのサウンドをQ'HEY氏が分析していく本連載。毎月一人のデトロイト・テクノ・アーティストをピックアップし、そのサウンド・メイキングの方法をQ'HEY氏がお手本サウンドとともに解説してくれます。
デトロイト・テクノのサウンドをQ'HEY氏が分析していく本連載。毎月一人のデトロイト・テクノ・アーティストをピックアップし、そのサウンド・メイキングの方法をQ'HEY氏がお手本サウンドとともに解説してくれます。
ホワン・アトキンス、デリック・メイに続き、ケヴィン・サンダーソンの登場です。
彼のユニット=インナー・シティの名曲「Good Life」を分析してもらいました!
キモはイントロのフレーズ。
原曲ではサンプリングを使っているため、今回はそれに近いサウンドで代用してみました。
ストイックなデトロイト・サウンドというよりも、当時のメジャー・シーンにも受けそうなハウス・チューンですね。
誌面にはビート・マップやベース・ラインのピアノロールも掲載してますので、サンレコ7月号を片手にお楽しみください。
<1>
「Good Life」のベース・パート。※ピアノロールをサンレコ2011年7月号に掲載しています。
<2>
「Good Life」のドラム・パート。※こちらもドラム・マップをサンレコ2011年7月号に掲載してあります。
<3>
「Good Life」をオリジナル素材で再現。※原曲はサンプリングを使用していますが、ここではそれに近い音色を作ってみました。
参考ディスク/
『PARADISE』
by Inner City
Q'HEY プロフィール
テクノ界を代表するベテランDJ。東日本大震災を受けてチャリティ・プロジェクトBPM Japanを設立。機材の造詣も深く、STEINBERG Cubaseを駆使してトラックを制作。