理想のサウンドにするためにはEQでの処理は欠かせない。しかし、その特性を理解した上で処理している人は意外と少ないのではないだろうか? サンレコ2012年10月号ではあらためてEQの基本について、EQタイプや楽器ごとにかけるべきポイントなどをエンジニアに指南いただいた。そして主要DAWに付属するEQの解説、さらには近年進化が著しいプラグインEQの新製品をプラグイン・マニアに紹介してもらっている。本記事では、そこで使用したマルチトラック素材をダウンロードし、実際に聴くことができる。本誌とあわせて楽しんでいただきたい。
本誌ページのEQ実践編ではエンジニア、中村公輔氏がパート別のおいしいEQのかけ方を伝授。マルチトラックの素材を元に、プラグインEQのみでバランスを取ってみた。そしてドラム、ベース、ボーカルなど各パートごと、ミックス時に効果的なEQのかけ方を解説している。使用したマルチトラック素材は、以下よりダウンロード可能!
素材提供:klee
2011年11月に結成。バンド名は画家のPaul Kleeからとったもの。脱力感となまめかしさを併せ持つYumi(vo)の印象強い声がシンプルでタイトなバッキングとよく調和し、これまでにない新しいポップ・ロックの形を作り出している。誰もが胸の内に秘めている漠然とした不安を歌詞に変え、それを美しいメロディ・ラインに乗せたkleeの音は、どんな言葉よりも強く、聴く人々の心を魅了する。11月中旬にはプロデューサーに中村公輔氏を迎え、待望の1stアルバム『klee』が発売予定
Klee『Klee』
発売日:2012.11.14
サウンド&レコーディング・マガジン 2012年10月号
- 定価:980円(本体933円+税)
- 発売日:2012.9.15
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