サチュレーションを幾つも重ねて
くすんだサウンドを作り出しています
『Tokyo Quartet』のレコーディング/ミックスを手掛けたエンジニア、森田秀一のインタビュー。井上が求めた”くすんだサウンド”を作り上げていった方法を聞いてみた。
録音時のイメージをリアンプで再現
──『Tokyo Quartet』を制作する際に、森田さんがイメージしていた作品の方向性は?
森田 『Tokyo Quartet』はせっかくの井上銘名義なので、ロック・スター的にギターを弾きまくってもらいたい気持ちはありましたね。
──“魅せるギター”の音作りをするためにも、ライン録りが適していたのでしょうか?
森田 銘君がエフェクト・ペダルで音色を作り込むスタイルなのでラインで十分だろうという判断です。アンプ・シミュレーター・プラグインの音も気に入っているようですし、今回も録りのモニターではWAVES GTRを採用しました。作品によってはミックス時にアンプ・シミュレーターを混ぜていることもあります。ギター・アンプを鳴らしてマイクで録った音は気持ち良さがありますが、作品の中でもっと音が前に出てほしいとき...
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