ポップスやヒップホップ/R&Bのプロデューサーとして数々のヒット曲を手掛けるサーカット。ザ・ウィークエンド『スターボーイ』にて2018年にグラミーを受賞。そのほかにもリアーナ、サム・スミス、カニエ・ウエスト、ブリトニー・スピアーズ、ジョングクなどの楽曲に携わってきた。最近だと2024年のブレイク・アーティストとなったチャーリーxcx『ブラット』にもその名を連ねており、まさにポップスのトレンドの中核を担う人気プロデューサーである。その彼の手腕や制作の手法について迫った。
ヒップホップ由来のハードなドラム
21世紀のポップ・ミュージック・シーンをリードし、変革を与え続けてきたプロデューサーたちの名前を挙げるならばマックス・マーティン、ドクター・ルーク、グレッグ・カースティンといった面々が出てくるだろうが、サーカットもその一員なのは間違いない。彼は自身の音楽性についてこう説明する。
「僕の音楽の特徴を説明すると、まずヒップホップ由来のハードなドラム・サウンドがトレードマークの一つです。バブルガム・ポップ(ティーンエイジャー向けの明るく軽めのポップス)だとしても、ドラムにはパンチを効かせて目の前に迫る感じを出し、少しだけダーティな雰囲気を持たせています。次はポップスからの影響ですが、ボーカルはブライトで良い雰囲気に仕上げます。この2つは僕のサウンドにとって不可欠な存在で〜
続きはこちらから ※会員限定
会員プランのご登録はこちら
この機会に会員登録をして、サーカットのインタビュー記事をフルでお楽しみください。会員になると、ほかにも限定コンテンツや特典が利用可能です。詳細は下記をクリックしてご確認ください。