WAVESが新テクノロジーSoundGridを発表

コンピューターとイーサーネット接続するSoundGrid Serverを中心に、YAMAHAとのコラボレーションも実現

InterBEE 2009の際にもレポートしたVocal Riderなど話題の製品が目白押しのWAVESでは連日デモが行われ、いつ見ても人だかりができていました。


そんな同社が今回新しく打ち出した「SoundGrid」は、2UサイズのSoundGrid Server(写真中央)を中心に、高負荷のプロセッシングを外部で分散して行おうという技術。このSoundGrid Serverはコンピューターとはイーサーネット・ケーブルで接続し、本体を複数台組み合わせて使用することも可能。以前リリースしたAPAシリーズに通じるコンセプトと言えるでしょう。


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ブースにパッケージが展示されていたWSG-Y16は、YAMAHAのMini-YGDA規格対応機材(デジタル・ミキサーなど)に装着できる専用のカード。これとSoundGrid Server、コンピューターをイーサーネット・ハブを介して接続することにより、YAMAHAのMini-YGDA対応機材から、WAVESプラグインをあたかも内蔵プラグインのように制御できるようになるそう。昨年発表されたMultiRackと同様、ライブ・シーンにもプラグインは続々と進出してきているのを感じます。



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