Inter BEE 2009レポート:TANNOYのPA用スピーカー・システムやBLUEの新型マイクが登場!〜TCグループ・ジャパン

LAKEの新しいスピーカー・マネージメント・システムやTANNOYのスピーカーなどPA系が充実

TCエレクトロニック日本支社からTCグループ・ジャパンに社名変更した同社は、新たなスタートを印象づけるバラエティに富んだ新製品が数多く展示されていました。
まずはモニター・スピーカーの分野で名高いTANNOYがリリースしたPA用アクティブ・スピーカーVQ Net 60 Live(写真左上)を紹介。3ウェイのVQ Net 60 Liveはスタックして使用することを念頭に置かれているようで、サブウーファーのVnet 218DR LiveやVnet 215 HL Liveなどとネットワーク接続して使用。Vnet Softwareによりフィルターやゲインを設定可能になっています。


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PA用スピーカーのマネージメント・システムで名高いLAKEからは新しいプロセッサーLM 26(上)がリリース。2イン/6アウト仕様となっており、 アナログ/AES/Dante経由で24ビット/96kHzまでのオーディオ信号が扱えます。また、そのLAKEとLAB.GRUPPENが共同開発したスピーカー・マネージメント・システムPLM14000も出品(下の写真、最下段)。両者のテクノロジーを組み合わせ、クロオスオーバー、ディレイ、EQ、リミッティング、オーディオ・ネットワーク構築、パワーアンプ・マネージメントなどの多彩なコントロール機能を搭載しています。


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日本でも人気のカリフォルニアのマイク・メーカーBLUEからは新しいステージ用ダイナミック・マイクEnCore 100/Encore 200と並び、ECC88真空管を搭載したBottle Rocket Stage Twoを展示。音楽的ディテールと繊細さを持ち合わせた製品とのことで、"Bottle Caps"を用途に応じて交換することで、最高品位で多彩なキャラクターとピックアップ・パターンを得られるとのことです。


【リンク】
TCグループ・ジャパン