Inter BEE 2009レポート:セミナーが充実! アコースティック・エンジニアリング

プロオーディオ部門と映像・放送関連機材部門にスタジオを構築。モニター・スピーカー試聴セミナーやアフレコのデモンストレーションを実施。

プロオーディオ部門のスタジオはコントロール・ルームを想定した幅3.276m×奥行き4.536mのもので、DIGIDESIGN Pro Tools HDシステムと、Icon D-Commandを設置。サウンド&レコーディング・マガジン2009年10月号にご登場いただいたAlphonic Studioの山根淳史氏のナビゲートにより、モニター・スピーカーの試聴会が行われました。


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試聴するスピーカーはADAM S1X、ALESIS M1 Active 520、DYNAUDIO ACOUSTICS BM5A、FOSTEX NF-4A、YAMAHA MSP7など。スタジオ内にはYAMAHA NS-10M Studioが常設されており、スティーリー・ダンやビョークなどの多彩な音源をプレイバックしながら、試聴機とNS-10M StudioをD-Commandで切り替えながら、セッションは進められました。スタジオ内は、ここが仮設であることを忘れさせるような雰囲気で、各機種のキャラクターがよく分かります。19日(木)、20日(金)も14:30より行われていますので、この機会に一度聴き比べを体験してみてはいかがでしょう。なお、両日とも11:00からは5.1chサラウンド・スピーカー・システムの試聴会(19日:MUSIKELECTRONIC GEITHAIN RL906、20日:GENELEC 8030)が行われています。


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一方の映像・放送関連機材部門のブースは、編集スペースを併設したミニ・レコーディング・ブース。こちらでは13:00から17:00まで(最終日は除く)1時間ごとにアフレコのデモンストレーションが行われています。こちらにも足を運んで、施工の確かさを体感してみてください。


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