アメリカのMACKIE.本社からサンレコ編集部宛に、唐突に新製品が送られてきました。この新製品は、8chアナログ・ミキサーOnyx・820i。数あるMACKIE.のアナログ・ミキサーの中でも最上位に位置づけられるOnyxシリーズで、最も小型のものとなります。これまでのOnyxシリーズは、オプション・カードの搭載でFireWireオーディオI/Oとしても機能するのが特長でしたが、本機は最初からFireWire端子を実装。オプション無しにオーディオ・インターフェースとしても使用できます。
しかし気になるのは一緒に送られてきたDIGIDESIGN Pro Tools 8 M-Powered（Onyx・820iに付属するわけではないようです）。さらに"同封したビデオを見ろ"と指示があります。
同封されているQuickTimeムービーを見ると、ストッキングを被った男性がOnyx・820iとPro Tools 8 M-Poweredを連携して使用しています。
早速ドライバーとPro Tools 8 M-PoweredをMacへインストールして、FireWireケーブルでOnyx・820iをMacと接続。そしてPro Tools 8 M-Poweredを起動してみると......
動きました!!!
本来Pro Tools M-Poweredは、M-AUDIO製のオーディオI/Oとの併用を前提にしていたはず。なぜMACKIE.のミキサーとの組み合わせで動作するのか、現時点でMACKIE.やDIGIDESIGN/M-AUDIOから正式なアナウンスは一切ありません。
しかし、"Pro Toolsとの併用"を除いても、Onyxクオリティの小型ミキサーでFireWireオーディオI/O機能を標準搭載というスペックは非常に魅力的。正式な製品発表が楽しみですね。
ちなみにOnyx・820iはAPPLE iTunesやLogic Pro 8などでも試用できました。
