APPLE、Logic Studioプレス発表会を開催

APPLE本社担当者が来日。APOGEE GIOとの連携でデモンストレーション

8月14日、アップルジャパン社内でAPPLE Logic Studioのプレス向け発表会が行われた。


Logic Studioの詳細については既報の通りだが、この発表会ではAPPLE本社からMusic Creation Application担当ディレクターであるザンダー・ゾーレン氏が来日。APOGEE GIOをオーディオI/O&インターフェースにしてデモを行った。


ゾーレン氏は、従来のLogicは"どちらかと言えばプログラミング中心/キーボーディスト中心の機能が多かった"としながら、最新版Logic Studioの特徴として、Amp Designer+Pedalboardなどによるギタリストに向けた機能強化、FlexTimeなどによるミュージシャンのトラック制作向け機能の拡充、そしてMainStage 2によるリアルタイム・パフォーマンスの3点を主なポイントとして挙げた。


特にGIOとPedalboardの連携では、接続順を変更した際にもそれがすぐにGIOにも反映され、LEDの色も画面上のコンパクト・エフェクターと近い色が点灯するという。


Pedalboard1.jpg


▲Pedalboard上でエフェクターを並べる(数字は編集部が加えたもの/以下同)


GIO1.jpg


▲APOGEE GIO上のペダル上のLEDに注目。オレンジ、赤、水色、緑というように、Pedalboard上に並べたエフェクトの順番とリンクしているのが分かる



Pedalboard2.jpg


▲Pedalboard上でエフェクトの順序を入れ替えると......


GIO2.jpg


▲GIO上でも画面に対応するようにペダルの順番が入れ替わっているのが分かる


なお、Logic Pro 9を含むLogic Studio最新版は、アメリカやイギリスなどでは既に出荷されているが、日本では9月発売となるのは、取扱説明書などのドキュメント類を和訳する必要があるためとのこと。Logic Studioの各アプリケーション自体は、発売時にマルチラングレージ対応を果たしているという。



[関連サイト]
■アップル
■Logic Studio製品情報
■Logic Express製品情報
■APOGEE GIO製品情報(英文)