UAD SoftwareがVer.5.3になり、UNIVERSAL AUDIO UADシリーズのプラグインに3種類のエフェクトが新登場。
最初の2つは、SSL SL4000G+のチャンネル・ストリップUAD 4K Channel Stripと、バス・コンプレッサーUAD 4K Buss Compressorを模したモデル。
今なおエンジニアたちがフェイバリットとして挙げるSL4000Gのサウンドを忠実に再現し、かつ現代的に使いやすくしたプラグインです。
もう1つは、UAD Cooper Time Cube MK IIという、いわばディレイ・マシン。
時は1970年代にさかのぼり、プレート・リバーブ前段のプリディレイとして使われていたというCooper Time Cubeのプラグイン版です。
元々の実機には幾重にも巻いたガーデン・ホース(いわゆるゴム・ホース)が入っており、それを専用のピックアップで拾うことで、約14ms程度の遅延を作り出すことができていたそう。
ですが、次第にそのサウンド面の方に注目が集まるようになり、ボーカル・ダブリング時の定番アイテムとして、さまざまなレコーディングで使われていたそうです。
その名機の各パラメーターを現代的にアレンジし、ステレオ・ディレイとして使えるようにしたのが、このUAD Cooper Time Cube MK IIとなります。
なお、このUAD Cooper Time Cube MK IIだけはUAD2のみ対応とのことです。
▲業界内では有名なあの方が解説をしてくださっています。