ZOOMの最新ポータブル・レコーダーはH4N。製品名こそH4の後継ですが、その内容はと言えばH4とH2の特徴をうまく組み合わせたものとなっています。
90度/120度で切り替え可能なステレオ・マイク、XLR/フォーン・コンボの入力端子、ステレオ録音はもちろん4ch同時録音が可能な上、4ch MTRにもなるというフレキシビリティ。さらにスピーカー内蔵、M/Sデコーダー、可変速再生、バッテリーを長持ちさせ最長11時間の連続使用を実現するスタミナ・モード、50種類のエフェクト……などなど、盛りだくさんです。
このH4Nが発表されることはあらかじめ耳にしていたのですが、会場で見て驚いたのは、さらに新製品が2つ予告されていたことでした。
1つはSDメモリー・カードを使用する16trMTRのR16。8トラックの同時録音が可能で最高24ビット/48kHzに対応。8イン/2アウトのUSBオーディオI/O、DAW用コントローラーとしても使用できます……と言っても現時点では動作しないモックアップのみの展示ですが、薄く軽量で多機能なモデルとして要注目です。
もう1つが、何とコンパクトなビデオ・レコーダーのQ3。こちらもモックアップのみですが、この反対側にはカメラがマウントされています。
- ZOOM(NAMM09開催時点でこれらの製品の情報はまだありません)