UNIVERSAL UAD-2の勢いは止まらず(動画追加)

先ごろソフトのバージョンが5.2となりRTASにも対応した、DSPを使用するプラグイン・システムUNIVERSAL AUDIO UAD-2。Inter BEEでも軽くアナウンスされていましたが、UAD-2 Solo/Laptopが正式に登場しました。ExpressCardのみで拡張ボックス不要なのですが、DSPの処理能力はUAD-2 Soloと全く同等です。


Universalaudio_laptop
 

対応プラグインではLITTLE LABS IBPがお目見え。オリジナル機と同様、位相を調整するツールです。ベースのDIとアンプをミックスする際などに便利でしょう。

Ua_ll_4
 

そのほか、UAD-2 Duo OmniとQuad Omniという、すべての対応プラグインを収録したバージョンも発売となります。

こうしたDSPを使用するプラグインでは、どうしてもレイテンシーが起こりがちです。DAW側にレイテンシー自動補正があればいいのですが、それが無いDAWもあります。
そこでUAD-2が新たに付属するようになったのが、各トラックの遅延量をそろえてくれるMELLOWMUSE Auto Time Adjusterというプラグイン。

Ua_ata

これをすべてのトラックにインサートし、オーディオ/AUX/マスターといった種類を指定。最後にマスター・トラックにインサートしたプラグインでボタンを押せば、あっという間に自動補正が行えます。本来は49$で販売されているRTASプラグインなのですが、UAD-2には付属してきます。


MELLOWMUSE


しかし、ニュースはこれだけでは終わりません。

同社シニア・プロダクト・マネージャー永井雄一郎さんから伺った最新情報UAD-2プラグインの協力メーカーとして、新たにMANLEYANTARESの名前が!
MANLEYは特に、これまでソフト化をかたくなに拒んでいたので、UNIVERSAL AUDIOとタッグを組むというのは衝撃です。