JBL PROFESSIONALの製品はパワード・モデルの展示が中心でした。例えばこちらのEon 515+Eon 518S。
Eonと言えばこうしたコンパクトなパワード・スピーカーとしては早い時期から使われていたモデルですが、他社からも同様のコンセプトのモデルが続々とリリースされる中、先達もきっちりアップデートしてきました。ウーファーが15インチ、ツィーターが1インチで、アンプは450W(連続)。3chミキサーも内蔵しています。
そして、こうしたJBLスピーカーが並ぶヒビノ・ブースでは、これらと強力なタッグを組む製品も登場していました。それは……
DBX DriveRack PX(写真下)です。

DriveRackシリーズはPAでのスピーカー・マネージメントに使われるシグナル・プロセッサーですが、このPXはパワード・スピーカーにターゲットを絞った製品。プリセットを見ると、Eonはもちろん、そのライバルの名前も次々と出てきます。パワード・システムは本来、スピーカーとアンプとでマッチングが取れていることが利点ではありますが、こうしたプロセッサーを併用することで、さらなる向上が期待できそうです。