高音質ケーブルでおなじみOYAIDE/NEOブース。AR-910という、AES/EBUとアナログ兼用ケーブルが新製品です。
コネクターも新しく開発したFOCUS1というモデルで、ボール・ベアリングを使用してしっかりロック。接続先は一般的な従来のコネクターでもいいのだとか。しかも、グラウンド=1番ピンが最初に接するようになっています。L/R識別マーカーとしてスワロフスキーを埋め込んでいるというのも驚きです。


AR-910は1.0m(ペア)で68,250円だそうです。FOCUS1は1ペア入出力分で21,000円とのこと。
詳細は同社Webサイトで。
そのほか、スタジオ向けの電源ケーブルBlack Mambaなども登場していましたが、何より目立っていたのは、回転ケースに収められたスワロフスキー仕様の電源ケーブル。

見た目だけではなく、被服にカーボンの編組チューブを被せるなど、仕様も本格的です。
スワロフスキーと言えば、コネクターの大手、NEUTRIKにもありました!

音には関係なさそうですが、例えば女性ボーカリストのステージ・マイクに、こんなコネクターの付いたケーブルをつなげる、というのはアリなんでしょうね。
ガラッと雰囲気が変わって、映像・放送部門にあったCANAREのブースから。D-Sub用のマルチケーブルです。

このブルーの被服はいかにも同社といったイメージですね。

トモカ電気&JRサウンドの合同ブースに参加していたのは、おなじみアメリカのケーブル・ブランドBELDEN。日本事務所が設立されたそうです。従来はヒビノを含む3社が日本の販売元でしたが、さらにそこにトモカ電気が加わったとそうです。オーディオ・ケーブルだけでも膨大なラインナップを持つ同ブランド。これまで日本では入手の難しかったモデルも、今後は多数登場する見込みとのこと。
そのほか、MTIのブースではMOGAMIのイーサーネット・ケーブルが出品されていました。PAのデジタル・マルチチャンネル伝送やDAWコントローラーの接続などに欠かせないものですから、もはやコンピューター用というだけではないのかもしれませんね。