デジタルPA戦線はコンパクト・サイズへ

初日の閉場直前に、ざざっと見て回ったのがPAコンソールの新モデル。詳しい取材はこれからですが、先にその姿だけでもご紹介します。


ALLEN&HEATH ILive-80@コモドマッティーナ


Allenheath1
 
 

DIGICO SD8@ヒビノ


Digico3
 
 

こちらは既に本誌でもお伝えしていますがMIDAS Pro6@EVIオーディオジャパン


Midas
 
 

SOUNDCRAFT SI3(入り切らなくてすみません)@ヒビノ


Soundcraft3
 
 
 

……と、中小規模のデジタル・コンソールがたくさん出品されているのが分かります。サイズで言えばYAMAHA M7CLやDIGIDESIGN Venue D-Show Profile、あるいはROLAND V-Mixings Systemなどに近いイメージです。
詳しくはこれから見ていきたいと思いますが、各社ともアリーナ・クラスの会場に対応できるような大型コンソールからリリースを始め、そのテクノロジーを中小規模のコンソールに落とし込む、というスタイルのようです。“中小規模”とは言っても1,000人規模のホールで使われることも多いのは「コンサート見聞録」などの本誌記事をご覧いただければ分かる通り。まだまだPA用デジタル卓は熱いです! 実際に会場でも、PAエンジニアの方が次から次へと卓前にやってきては説明を受けたりワンツー・チェックをしたりといった姿が見受けられます。