FOSTEXのライブ用レコーダー+ミキサー

FOSTEXのブースより。まずは写真をご覧ください。


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16ch/4バスのミキサーに見えますが(その通りです)、実はその奥にあるユニットとセットです。そのユニットの写真はこちらになります。

Fostex2

これはLR16という、ライブ・レコーディング用のミキサー兼レコーダー・システム。アナログ・ミキサーのように見えますが、デジタル・ミキサーです。80GBのハード・ディスクを搭載し、16/24ビット/44.1/48kHzでのレコーディングが行えます。もちろん16trのマルチトラック録音。さらには2ミックスも同時に録音可能です。録音形式はWAVで、USB経由でコンピューターにハード・ディスクをマウントすることもできます。USBメモリーへのデータ・バックアップにも対応しています。
ミキサー部は全16インプットにマイク・プリアンプ(トリムもデジタル制御)と過大入力を防ぐリミッター、3バンドEQを装備。AUXは3系統あり、マスター・フェクトとしてディレイとリバーブ、最終段のリミッターも用意しています。

ミキサー然としたコントロール・ユニットと本体(入出力部&レコーダー)はイーサーネット・ケーブルで接続。最大50mまで分離設置可能です。

ライブ・レコーディングが簡単に行えるPAシステムは、規模の大小を問わず注目を集めていますが、これほどコンパクトなものはこれまで無かったように思います。

2009年2月発売予定で、予定価格は18万円前後とのことです。

FOSTEXブースではそのほか、ロケーション録音用ポータブル・ミキサーFM-3なども参考出品。こちらは2009年夏〜秋発売予定で、予定価格は28万円前後。

Fostex3

また、MAエンジニアAO氏による、生録に関するトーク・ショウも行われていました。