FUJI ROCK FESTIVAL '24のクリーン・エネルギーを活用した音響システムをレポート

FUJI ROCK FESTIVAL '24

7月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間にわたって開催されたFUJI ROCK FESTIVAL '24(以下、フジロック)。ここでは、電力にクリーン・エネルギーを活用している2つのステージ、FIELD OF HEAVENとGypsy Avalonの音響機材についてレポートする。それぞれのPAチームへのインタビューと共に、Gypsy Avalonの舞台監督へもインタビューを敢行。環境への取り組みと併せて、その内側に迫っていこう。

FUJI ROCK FESTIVAL '24
2024年7月26日(金)、27日(土)、28日(日)@新潟県苗場町湯沢スキー場
主催:SMASH CORPORATION
企画/制作:SMASH CORPORATION / HOT STUFF PROMOTION
PA:アコースティック、LSDエンジニアリング、他

Report 1:Gypsy Avalon舞台監督に聞くクリーン・エネルギーを使う理由

FUJI ROCK FESTIVAL '24

 数あるフジロックのステージの中でも、FIELD OF HEAVENではステージ上の電力に、Gypsy Avalonではフィールド全体の電力に、バイオ・ディーゼル発電を活用している。音響面のレポートの前に、まずはGypsy Avalonの舞台監督を務める青山貴の話からお届けする。

Gypsy Avalonの舞台監督を務める青山貴氏

Gypsy Avalonの舞台監督を務める青山貴

 2000年ごろからGypsy Avalonに関わっているという青山。当初は現在のようにステージがなかったそうだ。

 「苗場に移った初年度は、この場所にまだステージを組んでおらず、バッテリーや機材を持ち寄って小さなパーティをやっていたのですが、その後、ステージを設置するようになり、正式にライブを行う場となりました。電源はソーラー・パネルからスタートし、代替性の高いもの、電力の変換効率が高いものはないかと調べるうちに、バイオ・ディーゼルを見つけたんです」

 バイオ・ディーゼルは、菜種油や使用済みの天ぷら油などの廃食油から精製した燃料。軽油などの化石燃料よりも、有害物質やCO₂の排出量を抑えられるクリーン・エネルギーとして注目されている。

 「ディーゼルは植物性油脂も燃料として使用できる、エンジン開発当初からある技術です。Avalonでは廃食油をリサイクルして作られた燃料のみを使うバイオ・ディーゼル・エンジンを採用しています。例年、450kVAの規模で、Avalonの全電源とキッズ・エリアの電源をバイオ・ディーゼルで対応していますが、今年は手配関係の都合でステージの音響照明と、制作本部、出店の一部の電源を賄っています。開催中に必要な燃料の総数を、あらかじめ想定して用意できるのがメリットです」

 Gypsy Avalonのこうした取り組みが、後にFIELD OF HEAVENにも波及していき、ステージ用の電力としてバイオ・ディーゼルが用いられるようになったそう。ステージのすぐ裏に発電機を置くことが多い仮設現場において、軽油と違って排出ガスの臭いが少ないことも利点とのことだ。こういった取り組みを、フジロックという場で実施する意義についても伺った。

 「カーボン・ニュートラルを目指す中で、そのための機械の製造段階でCO₂をたくさん排出しているといった話もあったりと、環境問題は今すぐ解決できるものでないことを分かっています。だから、僕らのやり方で解決に向けて突き詰めていくし、もし“そんなの全然違うよ”という人がいたら“そうだね。じゃあ何か良いアイディアがないかな”と議論して進めることもできる。それが、僕らが取り組む意味になっているかなと感じています」

 「この場にいる関係者全員が、誰よりも楽しんでいる。それをお客さんも一緒に感じてもらえたらうれしいかな」と青山。“世界一クリーンなフェス”とも称されるフジロックにあって、その活動は今後も続いていくだろう。インタビューの最後に、Gypsy Avalonの音響について聞いた。  「スピーカーのチューニングが優しいんです。ただいるだけ、寝っ転がっているだけでも気持ち良い場所になっていますよ」

Report 2:FIELD OF HEAVEN

FUJI ROCK FESTIVAL '24 FIELD OF HEAVEN

アナログ感のある温かなサウンドを放つ、周囲を木々に囲まれた独特の雰囲気のステージ

 1999年にアメリカのジャム・バンド、フィッシュが3日間連続でヘッドライナーを務めたことでも知られる、FIELD OF HEAVEN(以下、HEAVEN)。その穏やかな息吹を今も体現するように、どこか“HEAVENらしさ”とも表現できるアーティスト・ラインナップが魅力のステージだ。PAエンジニアを務める武田雅典とアコースティックの長谷川貴子の話から、サウンドの秘けつを解き明かしていこう。

武田雅典(写真左)とアコースティックの長谷川貴子(写真右)

武田雅典(写真左)とアコースティックの長谷川貴子(写真右)

環境への配慮がHEAVENの姿勢と合致

 武田は先述のフィッシュ来日時からHEAVENのPAを務め、今年で25年、長谷川もこれまでに約20回担当しているそう。2人ともステージを知り尽くしていると言っても過言ではない。「ここの出演者の音楽が好きなんです」と武田は語る。

 「それはスタッフも含めてそうで、みんな昔からの仲間という感じです。だから出音についてうるさい人も多い(笑)。でも、やりがいはありますね」

 ステージの電力にはバイオ・ディーゼルを用いており、バックヤードには大きな電源車と燃料タンクの姿があった。武田は、「環境へ配慮しているというのは、HEAVENの姿勢にもピッタリ合っていると思いますよ」と話してくれた。キャパシティは約5,000人。フジロックの中でも奥のエリアに位置し、周囲を木々がぐるりと囲んでいる。出音を作るにあたって意識している点は何なのだろうか。

 「CDとは異なったライブ感のある音で、耳障りにならず、心にグッとくるものにする。誰もが楽しめるように、“音が大きくてもうるさくないサウンド”を目指しています。もちろんアーティストによって音楽性の違いはありますが、彼らの独特な音を素直に出すことも心がけています」

三穂電機の特殊防音電源車。バイオ・ディーゼルを燃料に、ステージ上の電力を発電する

三穂電機の特殊防音電源車。バイオ・ディーゼルを燃料に、ステージ上の電力を発電する

 長谷川にとって武田は師匠にあたる存在で、その音を「唯一無二です」と評してくれた。では、武田はどのような機材を選んでサウンド・メイクしているのだろうか。

 「メイン・スピーカーはJBL PROFESSIONAL VT4889です。JBL初期のラインアレイ・スピーカーですね。アコースティックはJBL現行のラインアレイ、VTXシリーズを所有していますが、どうしても好みが分かれる。私としてはやっぱりアナログ感を追求したいという考えがあります。現行のラインアレイは、デジタルで制御されている部分も多いですからね。ただし、アナログが良いという意味ではなく、音をアナログらしくしたいということなんです。スピーカー以外の機材はデジタルだけど、最終的な出音をアナログらしくする。一度海外の大御所エンジニアが来たときに、開口一番“オールドスクール”と言われました(笑)。けれども、出音を聴いたらすごく喜んでくれました。型番的には古いけれども、良い出音という自負はあります」

メイン・スピーカーはJBL PROFESSIONAL VT4889×10台をリギング。その下にサブウーファーSRX728×6台をスタックしている

メイン・スピーカーはJBL PROFESSIONAL VT4889×10台をリギング。その下にサブウーファーSRX728×6台をスタックしている

メインのパワー・アンプはCROWN IT12000 HDを使用

メインのパワー・アンプはCROWN IT12000 HDを使用

写真左がFOHコンソールAVID Venue|S6Lのコントロール・サーフェス、S6L-32D。右側にハードウェアのエフェクトを格納したラックも用意しており、乗り込みのエンジニアの好みに合わせられるようにしているそう。最下段のグラフィックEQ、KLARK TEKNIK DN 370は、洋邦問わずほとんどの乗り込みエンジニアが使用していたらしく、「時間が限られているフェスでは、実機を使って調整したいというエンジニアが多いんだと思います」と武田は語る

写真左がFOHコンソールAVID Venue|S6Lのコントロール・サーフェス、S6L-32D。右側にハードウェアのエフェクトを格納したラックも用意しており、乗り込みのエンジニアの好みに合わせられるようにしているそう。最下段のグラフィックEQ、KLARK TEKNIK DN 370は、洋邦問わずほとんどの乗り込みエンジニアが使用していたらしく、「時間が限られているフェスでは、実機を使って調整したいというエンジニアが多いんだと思います」と武田は語る

左のパソコンには音響測定ソフトRATIONAL ACOUSTICS Smaart、右にはスピーカー・プロセッサーLAKE LM26のコントロール・ソフト、Lake Controllerが立ち上がっている

左のパソコンには音響測定ソフトRATIONAL ACOUSTICS Smaart、右にはスピーカー・プロセッサーLAKE LM26のコントロール・ソフト、Lake Controllerが立ち上がっている

 ただ、今回の機材構成にたどり着くまでにも紆余(うよ)曲折あり、2023年には現行モデルのスピーカーを使っていたが、やはりHEAVENにはアナログ感のあるサウンドの方が合っていると感じ、VT4889をチョイスすることになったそうだ。また、周囲を木々で囲まれた環境というのもHEAVENならではの大きな特徴だ。

 「苗場に移って数年後からラインアレイを使いはじめたんですが、音の変化がすごかった。導入した最初の頃は、角度をいろいろと試行錯誤していたものの、ザ・ストリング・チーズ・インシデントというジャム・バンドのエンジニアから、“森に音楽を聴かせてどうするんだ”と言われてしまって。ラインアレイは向いている先に音を届けるスピーカーなのに、上の4台が森に向かっていたんです。導入初期の頃の恥ずかしい話ですが、とても勉強になりました。今でも肝に銘じていますよ」

ウェッジ・モニターのD&B AUDIOTECHNIK M4

ウェッジ・モニターのD&B AUDIOTECHNIK M4

モニター・コンソールYAMAHA CL5と、その下はモニター用パワー・アンプのD&B AUDIOTECHNIK D12

モニター・コンソールYAMAHA CL5と、その下はモニター用パワー・アンプのD&B AUDIOTECHNIK D12

Report 3:Gypsy Avalon

FUJI ROCK FESTIVAL '24 Gypsy Avalon

フィールド全体の電力にバイオ・ディーゼルを活用する、思い思いの楽しみ方で音楽を味わえる憩いの場

 ステージや出店、制作本部など、フィールド全体の電力にクリーン・エネルギーを活用しているGypsy Avalon(以下Avalon)。バンド、弾き語りなどの形式を問わない多様なアーティストのライブや、社会問題をテーマにしたトークも行われている。WHITE STAGEとFIELD OF HEAVENの間という位置関係から、憩いの場として利用する人も多い。当ステージのPAエンジニアを務める、LSDエンジニアリングの遠藤幸仁と藤田恭久の両名に、心地良い空間を形成する音作りを中心に詳しく話を聞いた。

LSDエンジニアリングの遠藤幸仁(写真左)と藤田恭久(同右)。2人の後ろに見えるのが、FOHと照明のブースとして使っているドーム・テント

LSDエンジニアリングの遠藤幸仁(写真左)と藤田恭久(同右)。2人の後ろに見えるのが、FOHと照明のブースとして使っているドーム・テント

スタッフ全員で電力を管理

 舞台監督の青山貴のインタビュー(Report 1)にもあったように、苗場の初年度はまだこの場所にステージがなかった。その頃から2人は関わっていたと藤田は語る。

 「最初はDJブースと、両サイドにスピーカーを設置していたところからスタートしました。その頃からソーラー・パネルは使っていて、ステージができてからも毎年いろいろな電力を試してきましたね」

 この環境で取り組むにあたっては、遠藤いわく“当たり前じゃないこと”に気をつけなければいけないそうだ。

 「普通の現場では、電力のコネクターを用意して、電源をつなぐだけで通電しますよね。でも、ここでは燃料の残量管理や発電機が安定しているかどうかを、PAも含めたみんなで監視しないといけない。燃料がなくなったからって、すぐ調達できる場所ではないですから。でもそれは軽油を使っていても同じこと。バイオ・ディーゼルだからといって電力が下がるようなことはありませんよ」

 これまでに大きなトラブルもほとんどなかったと語る2人。チームとして共に取り組む意識があるからこそ、Avalonがステージとして機能していることが感じられた。

バイオ・ディーゼル専用の発電機と燃料タンク。こちらは照明用としてステージ脇に置かれたもので、同じ発電機をほかにも3台用意している

バイオ・ディーゼル専用の発電機と燃料タンク。こちらは照明用としてステージ脇に置かれたもので、同じ発電機をほかにも3台用意している

斜面を計測してチューニング

 ここから音響設備について遠藤に聞く。メインのスピーカー・システムはD&B AUDIOTECHNIKで構築されている。

 「メイン・スピーカーはY8とY12を組み合わせていて、パワー・アンプはD80×4台です。プランニングで使う、音響シミュレーション・ソフトのArrayCalcなど、D&Bのソフトウェアが便利です。ここの客席は傾斜になっていて、ホールみたいに断面図がない。片側がくぼんでいたりもするので、距離計や角度計で測っていて、それを入力しプランすればチューニングは大体1時間ほどで済みます」

 また、サイズ感も適しているそうだ。

 「サイズが大きくて、かつ電力がたくさん必要なシステムはAvalonに合わない。同じような出力でも、サイズや機材が倍になってしまっては、ここまで運んでくるのも大変です。あと、サブウーファーも18インチのY-Subに加えて21インチのSL-Subを併用していて、そうすることでローエンドがはるかに広がる。現場の規模に合わせて、高い自由度でシステム・デザインできるのも魅力です」

スピーカーは、D&B AUDIOTECHNIKで構成。メイン(写真左上)は6台で、上の4台がY8、下の2台がY12となっている。サブウーファーはY-Sub×2台(写真左下)とSL-Sub×1台(写真右下)を組み合わせている。写真右上はインフィルのY7P

スピーカーは、D&B AUDIOTECHNIKで構成。メイン(写真左上)は6台で、上の4台がY8、下の2台がY12となっている。サブウーファーはY-Sub×2台(写真左下)とSL-Sub×1台(写真右下)を組み合わせている。写真右上はインフィルのY7P

客導線となるLch側のメイン・スピーカーの脇には、アウトフィルのY10P×2台を設置。ステージ間を移動している人たちに向けたものとのことだ

客導線となるLch側のメイン・スピーカーの脇には、アウトフィルのY10P×2台を設置。ステージ間を移動している人たちに向けたものとのことだ

モニター脇のラックには、パワー・アンプD&B AUDIOTECHNIK D80×4台と、最上段にステージ・ボックスのMIDAS DL155を格納

モニター脇のラックには、パワー・アンプD&B AUDIOTECHNIK D80×4台と、最上段にステージ・ボックスのMIDAS DL155を格納

 実際に客席の、傾斜の最上部辺りでライブを見たところ、物足りないという印象はなく、むしろ周りの自然環境と一体化した心地良さが感じられた。

 「フジロックには指定席がありませんから、人によってリスニング・ポイントが違っていていいと思います。バンドを間近で見たい人、踊りたい人、座ってご飯を食べながらゆっくり見たい人、それぞれが好きなように楽しめればいいんです」

 藤田は、「最近はステージ位置も落ち着いてきましたが、導線や客席の広さを確保するために毎年位置を調整していました。あと冬場に雪が積もるから、溶けた後に水が流れて地形や草の生え方が変わる。ステージを組んだ後に上から見てみたら“あれ?”ということもありました(笑)」と語る。野外ステージ、しかも山の中では独特な工夫も必要なのだ。

 続いてコンソールについて遠藤に聞こう。FOH、モニターともにYAMAHA QL5を使用している。アーティスト付きのエンジニアも半数ほどいるらしく、操作性やデータの受け渡しなどの運用面でもQL5は適しているとのこと。さらにほかの理由も教えてくれた。

 「ほかのステージと違って舞台袖が片方しかなく、モニター周り、楽器、アーティストのスタンバイもすべて同じ場所でやらないといけない。スペース的にある程度コンパクトで、かつチャンネル数も十分なものをと考えて、モニター卓をQL5にしています。またFOHは、うちの会社から持ってきているドーム・テントをブースにしています。そこには照明の方もいらっしゃるから、PAだけ店を広げるわけにいかず、コンパクトなQL5にしています」

FOHコンソールのYAMAHA QL5(写真左)と、トークなどで使用しているMIDAS Pro1(写真右)

FOHコンソールのYAMAHA QL5(写真左)と、トークなどで使用しているMIDAS Pro1(写真右)

モニター・コンソールのYAMAHA QL5

モニター・コンソールのYAMAHA QL5

ウェッジ・モニターのELECTRO-VOICE FMX-1502

ウェッジ・モニターのELECTRO-VOICE FMX-1502

 来年の開催も発表されたフジロック。最後に、Avalonの来場者に注目してほしいポイントを伺った。藤田は「ほかのステージと違って客席が傾斜になっているのは、お客さんにとって見やすいと思います。純粋に楽しんでもらいたいですね」と話し、遠藤が続ける。

 「大自然の中で、自分が聴いたことのない音楽を聴けるチャンスが多いかなと。“誰だか知らないけど面白そう”というような、新しい出会いが生まれる場所として、いろいろなアーティストに対応できる音響にしています。ステージと客席の間に柵がないので、距離が近いのも魅力です。午前中に、朝霧食堂で買ったぐるぐるウインナーを食べながらライブを見るのもお勧めですよ」

Column:編集部員が体験したフジロック

 個人的な話で恐縮ですが、筆者がフジロックに参加したのは2009年以来です。かなり久しぶりだったのですが、この夏、苗場に降り立った瞬間に“あの日のままだ!”といきなり感動してしまいました。部分的に変わっているところはあるものの、その光景は15年前と同じ。この山の中を歩いていればどこでも音楽が聴けるという事実がうれしかったです。

 出演アーティストが発表された瞬間から楽しみにしていたのがクラフトワーク。幸運にもかなり前の方で見ることができました。間近で見られたからこそ気付いたのは、主要なフレーズをオケに任せるのではなく、かなりの部分をラルフ・ヒュッター自身が弾いていること。ロボットである彼らがこんなにも人間味のある演奏をしているとは!と驚きながら、名曲の数々に心も体も踊っていました。

 次に向かっているステージの音が、シンセのフィルターを開くように段々と聴こえてくるときのワクワクは、何度体験してもよいものですね。自分のペースで楽しむもよし、目当てのアーティストを追っかけるもよし。自由に楽しめるのが、フジロックの醍醐味(だいごみ)なのだと思います。(編集部/鳥居智)

Gypsy Avalonの客席頂上付近から見た様子

Gypsy Avalonの客席頂上付近から見た様子

FUJI ROCK FESTIVAL '24

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