5月18日(日)、フレッド・フリスが音楽を担当した映画『フィシスの波文』を上映

5月18日(日)、御茶ノ水RITTOR BASEにて、フレッド・フリスが音楽を担当した映画『フィシスの波文』の上映会『Putterns Meet Music 文様が音に出会う時』を開催。

『フィシスの波文』

 京都の唐紙工房「唐長」は、和紙に文様を手摺りする唐紙を400年間継承してきた。その手仕事の現場から、本作は始まる。

 植物文、雲や星を表す天象文、渦巻きや波文などが刻まれた江戸時代の板木に、泥絵具や雲母を載せ、和紙に文様を写していく。その反復によって生み出される唐紙の、息をのむような美しさ。あるがままの自然のかたち、動き、リズム、色合い。文様と、自然の「かたち」や「気配」をカメラは丁寧に追っていく。

 本作の音楽を、1月に来日公演を行い、本誌2025年4月号に登場したフレッド・フリスが担当。今回はサウンドトラックのメイキング映像『INPERFECTION』も併せて上映される。

 18日は、13時と16時の2回上映を実施。1回目は本作の監督を務めた茂木綾子のトーク、2回目は即興電子音楽家/作曲家の池田謙と、三味線演奏家/作編曲家の簑田弘大のトーク&ライブも併せて行われる。

開催概要

  • 日程:2025518日(日)

【1回目】
映画『フィシスの波文』『INPERFECTION』上映&トーク《フレッド・フリスの音楽と映像》 
12:45〜 開場
13:00〜 上映開始 (本編85分+フレッド・フリス特別映像14分)
14:40〜14:45 休憩
14:45〜15:15 ゲストトーク  茂木綾子(本作監督・ 写真家・映像作家)×鳥居智(サウンド&レコーディング・マガジン編集者)

【2回目】

映画『フィシスの波文』上映&トーク&ライブ演奏《即興音楽と伝統音楽が出会う》
15:45〜 開場
16:00〜 上映開始(本編85分+フレッド・フリス特別映像14分)
17:40〜18:00 休憩
18:00〜19:00 ゲストトーク&ライブ演奏 池田謙(即興電子音楽家・作曲家)× 簑田弘大(三味線演奏家、作編曲家)

  • 入場料:1回目:1,500円、2回目:2,500円(早期割あり)
  • 会場:御茶ノ水RITTOR BASE

お申し込みはこちらから。

 

関連記事