オーディオI/Oの必要性&おすすめ製品カタログ|音楽制作に役立つ初心者ガイド

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パソコンで音楽制作する際に必須のツール、オーディオ・インターフェース。オーディオI/O(イン/アウト)とも呼ばれ、その名の通りパソコンの音声入力/出力を担う機材です。音の入出力はパソコン本体でも行えることが多いですが、なぜ音楽制作にはオーディオI/Oが必要なのでしょう?

オーディオI/Oはなぜ必要?

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1. マイクや楽器の音をパソコンに取り込むため

 パソコンには、マイクやギターなどを接続するための入力端子がありません。そこでより良い音質で音声を取り込むために、オーディオI/Oの出番。オーディオI/Oには、マイクで拾った音声信号を増幅するための“マイク・プリアンプ”や、高品質でデジタル変換するための“ADコンバーター”というチップが内蔵され、これらは機器によって個性が有ったり、性能が異なったりします。またカタログなどで見る“◯イン/◯アウト”という記述は、同時に入力/出力できる音声信号の数を表しているので、覚えておくとよいでしょう。

■マイクプリのゲイン・ノブ

 マイク・プリアンプのゲイン・ノブでは、入力レベル(入力音量)の調整が可能。マイクプリはメーカーや機種によって音質的な個性が出やすい部分なので、好みに合ったものを見つけましょう。

■USBなどで接続

 オーディオI/OはUSBケーブルなどでパソコンと接続。最近ではType-C端子を搭載するモデルが増えています。

 

2. 高音質でモニターしたり各楽器を異なる端子から出力するため

 演奏/録音中の音やミックス中の音を聴くことは“モニター”と呼ばれます。パソコンのヘッドフォン・アウトにスピーカーやヘッドフォンを接続している人も多いと思いますが、オーディオI/Oには高品質でアナログ変換するための“DAコンバーター”やヘッドフォン・アンプを備えているため、より高解像度でモニターすることが可能。よって、モニターする際は、なるべくオーディオI/Oから出力することをお勧めします。

■ダイレクト・モニタリング機能

 オーディオI/Oに入った音は、一度パソコン内で処理され、再びオーディオI/Oを経由して出力されます。そのため、音声は若干遅延して出力されることになるのです。これではうまく録音が行えません。こうした遅延=レイテンシーの問題を解決するのがダイレクト・モニタリング機能。これを使えば、パソコンを介さずダイレクトに入力音をモニターできます。

 

ARTURIA AudioFuse Studio[オーディオI /O]

価格:140,000円
Mac|Win|バンドルソフト[AudioFuse Creative Suite]

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1ボタン/1機能の直感的な操作性を備えた
デスクトップ型のオーディオI/O

 AudioFuse Studioは、24ビット/96kHzに対応する18イン/20アウトのオーディオI/O。1ボタン/1機能の直感的な操作性をデスクトップ型の筐体にまとめた使いやすいデザインが特徴だ。専用設計のDiscrete Proマイク・プリアンプを4系統装備し、トップ・パネルには4つのチャンネルに独立した操作子を用意。‐129dBuと低く抑えられた入力換算ノイズによって微細な音も確実にとらえ、72dBのゲイン量で出力の小さいリボン・マイクにも対応する。2系統のスピーカー・アナログ出力、2系統の独立ヘッドフォン出力を備え、2系統のアナログ・ライン出力はリアンプ出力としても使用可能だ。

 モニタリング・セクションは、スピーカーとヘッドフォン出力で別々にレベル調節が可能となっている。また、8系統のADAT入出力のほか、S/P DIF/ワード・クロック入出力を備えている。さらにBluetoothレシーバーも搭載。オーディオ・コーデックはaptXとAACを採用。スマホから音を飛ばしてスタジオのモニターに返したり、DAWに録音したりといったことが行える。ソフト音源やプラグイン・エフェクトをセットにしたAudioFuse Creative Suiteが付属するのもうれしい。

 

BOSE T4S ToneMatch Mixer / T8S ToneMatch Mixer[オーディオI/O]

T4S ToneMatch Mixer:78,000円、T8S ToneMatch Mixer:110,000円
Mac|Win

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T4S ToneMatch Mixer(左)、T8S ToneMatch Mixer

BOSE独自のDSPエンジンで
スタジオ品質のEQなどが得られるミキサー

 T4S ToneMatch Mixerは、直感的で操作しやすいユーザー・インターフェースと、BOSE独自のDSPエンジンを搭載した4chミキサー。スタジオ品質のエフェクトと先進的なデジタル・オーディオ・プロセッシングが、音楽のパフォーマンスを新たなレベルに引き上げてくれる。EQやダイナミクス・エフェクトはすべてチャンネルごとに独立して設けられている。ボーカルや楽器のナチュラルな音色を引き出すBose ToneMatchプロセッシングと、そこに統合されたzEQを使うことで、思い描いたトーンに仕上げることができるだろう。4chの入力には高品質なプリアンプを採用し、マイクと楽器用にXLR/フォーン・コンボ・ジャック、オン/オフ可能なファンタム電源を搭載。AUX出力×2chと追加音源のためのAUX入力×2chも装備している。そのほか、独立したヘッドフォン出力や、TRSフォーンのステレオ出力も搭載。上位モデルとして8ch仕様のT8S ToneMatch Mixerもラインナップ。こちらは8つのXLR/フォーン・コンボ・ジャックのほか、AUX出力×4chと、追加の音源のためのAUX入力×2ch、TRSフォーンとXLRのステレオ出力、独立したヘッドフォン出力を装備している。

 

IK MULTIMEDIA Axe I/O / Axe I/O Solo[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/Axe I/O:45,000円前後、Axe I/O Solo:32,800円前後)
Mac|Win|バンドルソフト[AmpliTube 4 Deluxe / T-RackS 5のギア10種類 / ABLETON Live 10 Lite]

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Axe I/O(上)、Axe I/O Solo

ギタリストのためのオーディオI/O
用途に応じて2モデルをラインナップ

 Axe I/Oは、ギタリストのために設計されたオーディオI/O。2イン/5アウトの仕様で、ギター・レコーディングに役立つさまざまな機能を搭載している。プリアンプは、温かいサウンドのJFETと正確なサウンドのPUREという2つのモードを装備。ピックアップ・セレクターも、パッシブ・ピックアップからの入力を豊かなトーンで増幅するPASSIVEと、アクティブ・ピックアップ接続時に不要な回路をバイパスしてより透明感のある入力を可能にするACTIVEという2つのモードが用意されている。また、接続されたギターやピックアップ、求めるサウンド・キャラクターに合わせて入力インピーダンスを2.2KΩから1MΩの間で連続的に調整可能なZ-TONE回路もユニークだ。AMP OUTを備えるため、録音したギターをHi-Z入力仕様のギター・アンプやストンプに接続してリアンプも可能。Axe I/O Control PanelソフトウェアではAMP OUTのグランド・リフトも選択できるため、ハイ・ゲイン・アンプとの接続時もグランド・ループを回避しながら低ノイズで収録可能だ。AmpliTubeシリーズではプリセットの選択や値の調節をノブで操作できる。より小型な筐体で2イン/3アウト仕様のAxe I/O Soloもラインナップ。

 

NATIVE INSTRUMENTS Komplete Audio 1 / Komplete Audio 2 / Komplete Audio 6[オーディオI/O]

Komplete Audio 1:9,818円、Komplete Audio 2:12,545円、Komplete Audio 6:23,500円
Mac|Win|バンドルソフト[Maschine Essentials / Monark / Replika / Phasis / Solid Bus Comp / Komplete Start / ABLETON Live 10 Lite]

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左上から時計回り、Komplete Audio 1、Komplete Audio 2、Komplete Audio 6

用途に応じて3タイプの接続端子が選べる
コンパクトなオーディオI/O

 パソコンへの録音やライブ・パフォーマンスに使用できる、最高24ビット/192kHz対応のコンパクトなオーディオI/O。用途に応じて3タイプから選べる。Komplete Audio 1は、XLRとフォーンの入力端子を搭載。ボーカルにはXLR端子、ギターやそのほかのライン入力にはフォーン端子と、弾き語りなどの同時レコーディングにも適している。出力はRCAピンを装備。Komplete Audio 2は、XLR/フォーン・コンボ入力端子を2つ搭載。アコギなどのM/S録音やシンセなどのステレオ録音に最適だ。出力には2つのフォーン端子を備えており、スタジオ・モニターやライブPAシステムへの出力といった使い方ができる。Komplete Audio 6は、XLR/フォーン・コンボ入力端子など4つのアナログ入出力、2つのデジタル入出力、個別に音量調整が可能な2つのヘッドフォン出力、MIDI入出力など豊富な入出力端子を装備した6イン/6アウト・モデル。コライトにも対応できるスペックを備える。3機種ともにUSBバス・パワーで駆動。録音中にオーディオ・プレイバックをブレンドするダイレクト・モニタリング機能を備えており、大型のボリューム・ノブやレベル・メーターといったインターフェースも使い勝手が良い。

 

PRESONUS Studio 24c / Studio 26c / Studio 68c / Studio 1810c[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/Studio 24c:15,000円前後、Studio 26c:21,000円前後、Studio 68c:32,000円前後、Studio 1810c:46,000円前後)
Mac|Win|iOS|Android|バンドルソフト[Studio One Artist / Studio Magicプラグイン・スイート]

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上から、Studio 24c、Studio 26c、Studio 68c、Studio 1810c

用途に応じて入出力数が選べる
USB-C対応のオーディオI/O

 人気オーディオI/OのStudioシリーズのUSB-C採用モデル、Studio USB-Cシリーズ。いずれも24ビット/192kHzに対応、MIDIインターフェースも備えている。黒と青の筐体に、同社独自のXMAX回路によるクラスAプリアンプを搭載。ハイエンドなAD/DAコンバーターとともに高品位なサウンドを実現している。各入出力は最高114dBのダイナミック・レンジを提供し、複雑な倍音成分を自然にとらえ、音にひずみを生じさせない。最小モデルStudio 24c以外はDCカップリングのライン出力に対応しているので、モジュラー・システムとの連携も可能だ。また、Studio 24c以外に備わったキュー・ミックスA/B機能では、ヘッドフォンでのモニタリング中に2種類のミックスを切り替えることができるので、DJやライブでのモニター・ミックスの確認にも有用だろう。

 ここで紹介する2イン/2アウトのStudio 24c、2イン/4アウトのStudio 26c、6イン/6アウトのStudio 68c、18イン/8アウトのStudio 1810cのほか、18イン/18アウトのStudio 1824cも用意されている。DAWのStudio One Artistと、10種類のプラグインを収録したStudio Magicプラグイン・スイートも付属している。

 

SHURE MVI / X2U[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/MVI:13,100円前後、X2U:15,000円前後)
MVI:Mac|Win|iOS|Android(一部非対応)|バンドルソフト[ShurePlus Motiv]
X2U:Mac|Win

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MVI(左)、X2U

コンパクトさと手軽さが魅力
ファンタム電源搭載で必要十分のオーディオI/O

 MVIは、手のひらサイズのオーディオI/O。XLR/フォーン・コンボ入力端子に、お気に入りのマイクやギター、そのほかの楽器を接続すれば、場所を選ばず高音質のデジタル・レコーディングが楽しめる。直近のリニューアルでは、USB-CとUSB-Aケーブルを同梱し、Mac/Windows PCとのスムーズな接続を実現。別売りのケーブルを使うことでモバイル・デバイスとも従来通りの互換性を保つので、幅広い使い方が楽しめる。フロント・パネルのDSPプリセット・モード(スピーチ、歌声、フラット、アコースティック楽器、バンド)を用途に応じて選ぶと、最適な録音モードでビギナーでもすぐに録れるので安心だ。

 X2Uは、XLR端子に直接マイクを接続して使用するハンディ・タイプのオーディオI/O。パソコンとUSB接続すればすぐに使えるプラグ・アンド・プレイとUSBバス・パワーの手軽さが受け、人気が高い。最近はゲーム実況や配信ユーザーのニーズにも応えるロング・セラーのインターフェースである。

 いずれのモデルも、コンパクトながら12〜48Vのファンタム電源を搭載し、ヘッドフォン出力で遅延のないモニタリングが可能となっている。

 

TASCAM SERIES 102i / SERIES 208i / SERIES 8p Dyna[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/SERIES 102i:34,800円前後、SERIES 208i:44,800円前後、SERIES 8p Dyna:69,800円前後
Mac|Win|iOS|バンドルソフト[STEINBERG Cubase LE、Cubasis LE / IK MULTIMEDIA AmpliTube TASCAM Edition / IK MULTIMEDIA T-RackS TASCAM Edition / iZotope Neutron Elements]

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上から、SERIES 102i、SERIES 208i、SERIES 8p Dyna

エフェクター/ミキサー機能内蔵モデルと
8基のマイク・プリアンプ搭載モデル

 SERIES 102iは、最高24ビット/192kHzに対応する10イン/2アウトのオーディオI/O。透明性の高さと低ノイズが特徴だ。S/MUX光入力端子を装備することで入力チャンネルの拡張も可能となっており、外部のマイクプリを使用した場合、最大10chまでのマルチトラック・レコーディングに対応する。コンプや4バンドEQ、リバーブを備えるDSPミキサーを内蔵している。

 SERIES 208iは20イン/8アウト・モデル。外部のマイクプリを使用した場合のマルチトラック・レコーディングは最大20チャンネルまで対応。WORD IN/OUT端子を装備しており、外部機器とのクロック同期もできる。8系統のアナログ・ライン出力を備え、最大4系統のステレオ・モニター・スピーカーへの出力や、7.1chサラウンド・モニターも可能となっている

 SERIES 8p Dynaは、アナログ・コンプを備えた8基のマイク・プリアンプを搭載したモデル。2系統のS/MUX光出力端子により、SERIES 102i/SERIES 208iとの接続だけでなく、ADATまたはS/MUX入力を搭載したさまざまなUSBオーディオI/Oとの接続ができる。アナログ出力端子も装備し、単体マイクプリ・ユニットとしても使用可能。

 

TASCAM Model 12[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/64,800円前後)
Mac|Win|iOS

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 Model 12は、サウンド・クリエイターに必要な機能が網羅されたオールインワン・ミキサー。最高24ビット/48kHz、12イン/10アウトのオーディオI/Oとして機能するほか、SDカードへの12マルチトラック・レコーディングが可能。フェーダーやツマミをDAWのコントローラーとして使うこともできる。サビやエンディングなど特定部分をループできるVAMP再生は、パフォーマンスや練習に活用できそうだ。配信用アプリケーションOBSにも対応。音ずれを補正するオフセット・ディレイ機能を用いれば、ライブ配信用ミキサーとしても役立つだろう。

 

BEHRINGER FLOW 8[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/24,800円前後)

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 FLOW 8は、最高24ビット/48kHz対応、10イン/2アウトのオーディオI/Oとしても機能する8chデジタル・ミキサー。Bluetoothを使ってiOS/Androidアプリからも制御に加えてオーディオ・ストリーミングにも対応。ファンタム電源対応のマイク入力(XLR)を2つと、ライン入力(XLR/フォーン・コンボ)を2つ、Hi-Z対応のライン入力(TRSフォーンL/R)を2つ搭載。4バンドEQ、コンプレッサー、モニター・センドなどを備えた入力チャンネルや、9バンドEQおよびリミッターを備えたモニターおよびメイン・バス、2系統のエフェクト・エンジンも内蔵する。

 

UNIVERSAL AUDIO Apollo Solo Heritage Edition / Apollo Solo USB Heritage Edition[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/共に72,000円前後)
Apollo Solo:Mac|Win
Apollo Solo USB:Win

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名機のサウンドを再現するUnisonテクノロジー搭載の
オーディオI/Oに豪華なプラグインをバンドル

 Apollo Soloは、最高24ビット/192kHzに対応する、2イン/4アウトのオーディオI/O。アナログ回路のエミュレートにとどまらず、入力インピーダンスを変えるなど回路そのものの特性を変化させることで、世界中のスタジオで愛用されているマイクプリやギター・アンプなどのサウンドを再現できるUnisonテクノロジーを採用したマイクプリを2基搭載する。クラス最高のサウンドを持つヘッドフォン・アンプによる、明りょうできめ細かなモニタリングも魅力だ。接続にはThunderbolt 3を使用。また、USB 3.0 Super Speedを使用するApollo Solo USBもラインナップする。両モデルともに、同社のアナログ・モデリングにおける評価を築いてきた人気の高いプラグインをバンドルするHeritage Editionが用意されており、UA 1176 Classic Limiter Collection、Teletronix LA-2A Classic Leveler Collection、Pultec Passive EQ Collection、UA 610 Tube Preamp & EQ Collection、UA Pure Plate Reverbを活用した制作が可能となっている。往年のアナログ・サウンドを手にしたいクリエイターやエンジニアに最適なチョイスと言えるだろう。

 

ZOOM PodTrak P4 / PodTrak P8[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/PodTrak P4:22,500円前後、PodTrak P8:45,000円前後)
Mac|Win|iOS|Android

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ポッドキャストの収録に必要な機能を
オールインワンで備えたレコーダー

 ポッドキャスト制作者向けレコーダーPodTrakシリーズ、2機種を紹介しよう。PodTrak P4は、4つのマイク入力を備えたコンパクト・モデル。ヘッドフォン端子は独立4系統を装備し、それぞれに専用ボリュームを備え、出演者全員が快適にモニタリング可能となっている。単3電池2本で最長4時間駆動する。PodTrak P8は、6つのマイク入力と6つのヘッドフォン出力を備え、最大6人分のポッドキャスト収録が行える。各トラックのモニタリングや調節、オンボードの編集など、主要な機能のほとんどをカラー・タッチ・スクリーンで操作可能だ。音量が大きくなったときの音のひずみを防ぐリミッター、声の音量変化を均一化するコンプレッサーなどを搭載。単3電池4本で最長2時間駆動する。両機種ともスマホ接続用のTRRS端子を装備し、リモート・ゲストの通話を収録できる。マイク入力には最大70dBのゲインが得られるマイク・プリアンプを内蔵。2イン/2アウトのオーディオI/Oとしても機能する。BGMやジングル、効果音、収録済みのインタビューなどのポン出しが簡単に行えるサウンド・パッドも搭載。任意の音声ファイルをロードできるほか、10種類以上のプリセット・サウンドも内蔵する。

 

ZOOM LiveTrak L-8[オーディオI/O]

オープン・プライス(市場予想価格/36,000円前後)

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ポッドキャストの収録やライブのミックスに便利な
8チャンネル仕様のミキサー/レコーダー

 LiveTrak L-8は、ポッドキャスト制作者にとって便利な機能を詰め込んだ8チャンネル仕様のミキサー/レコーダー。最大12トラックの同時録音、10トラックの同時再生が可能だ。ファンタム電源対応、‐121dBu EINの低ノイズ・フロア、+54dBの高性能なマイク・プリアンプを6系統装備し、十分なダイナミック・レンジであらゆる声をクリアに収録できる。一人一人の声を各トラックに分けて録音しておけば、あとから音量や音質を調整して、より聴き取りやすい番組制作ができるだろう。また、付属のTRRSケーブルでスマホを接続したり、USBオーディオ機能でパソコン上の通話アプリを利用したりすることで、遠隔地のゲストを参加させることも可能だ。押すだけでイントロやアウトロ、ジングル、CM、効果音などを再生できるサウンド・パッドも6個搭載している。さらに、4つのヘッドフォン出力を備え、3系統のモニター・ミックスを作成できるので、レコーディングだけでなくライブ・ステージでも、聴きやすいバランスでモニター可能となっている。コーラスやディレイ、リバーブなど8種類のエフェクトも内蔵。最大24ビット/48kHzで12イン/4アウトのオーディオI/Oとしても機能する。

 

ESI U22 XT Cosmik Set[DAWバンドル]

25,000円
Mac|Win|バンドルソフト[BITWIG Studio 8-Track]

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オーディオI/Oにコンデンサー・マイク
ヘッドフォンとDAWをセットにしたバンドル

 U22 XT Cosmik Setは、オーディオI/Oに専用スタンド付きコンデンサー・マイク、ヘッドフォン、DAW、ケーブルをセットにしたレコーディング・バンドル。

 オーディオI/OはU22 XT。最高24ビット/96kHzに対応する2イン/2アウト・モデルだ。48Vファンタム電源を備えたマイクプリを搭載する。RCAライン入力とHi-Zギター入力、ヘッドフォン出力とTRSライン出力を備え、小規模なレコーディングに適している。マイクはCosmik 10。単一指向性のコンデンサー・マイクで、1インチの大型ダイアフラムを搭載。音楽のディテールやハーモニクス、繊細なニュアンスを逃さず、セルフ・ノイズが低いためダイナミック・レンジ全体を詳細にとらえることが可能。ボーカル、アコースティック・ギター、エレキ・ギター用キャビネットなど幅広く使用できる。ヘッドフォンはExtra 10。直径50mmの大口径・高解像度ネオジウム・ドライバーを採用したモデルだ。大口径ドライバーによるパワフルで明りょうなサウンドと幅広い周波数特性を実現し、ミックス時には詳細なモニタリングを行うことが可能。DAWはBITWIG Studio 8-Track。音楽制作だけでなく、DJやライブにも活用できる。

 

PRESONUS AudioBox 96 Studio Ultimate Bundle[DAWバンドル]

オープン・プライス(市場予想価格/32,000円前後)
Mac|Win|バンドルソフト[Studio One Artist / Studio Magicプラグイン・スイート]

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オーディオI/Oを中心にDAW やスピーカー
マイクやヘッドフォンまでそろうパッケージ

 AudioBox 96 Studio Ultimate Bundleは、オーディオ/MIDIインターフェース、DAW、モニター・スピーカー、コンデンサー・マイク、ヘッドフォン、各種ケーブルを1セットにしたDTMパッケージだ。

 AudioBox USB 96は、シンプルさが魅力のコンパクトなオーディオ/MIDIインターフェース。2系統のコンボ入力やゼロ・レイテンシー・モニタリング機能など、レコーディングに必要なベーシック機能を搭載している。24ビット/96kHzのオーディオ・クオリティを備えながら、軽量かつタフでUSBバス・パワー駆動にも対応し、可搬性に優れる。DAWはStudio Oneを用意。素早くアイディアを形にできるユーザー・インターフェースが高い評価を得ている。強力なオンライン・コミュニティがあり、世界中からアドバイスを得られるのも特徴と言えるだろう。

 スピーカーはEris E3.5。タイトな低域と、クリアな高域の2ウェイで正確なモニタリング環境を提供してくれる。マイクはコンデンサー型のM7。大型ダイアフラムを搭載し、温かいサウンドが特徴だ。ボーカルや楽器に幅広く使用できる。ヘッドフォンはHD7で、サウンドのディテールをとらえる解像感はミックス作業に最適だ。

 

RØDE MICROPHONES NT1 + AI-1 Complete Studio Kit[DAWバンドル]

53,500円

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買ってすぐにレコーディングが始められる
コンデンサー・マイクとオーディオI/Oのセット

 NT1 + AI-1 Complete Studio Kitは、NT1マイクに、オーディオI/OのAI-1、取り外し可能なポップ・シールド付きショック・マウント、マイク用XLRケーブル、オーディオI/Oとパソコンを接続するためのUSBケーブルをセットにした、レコーディングのためのオールインワン・キット。

 NT1は、RYCOTE製のライヤー・システムを採用したショック・マウントを世界で初めて本体内部に搭載したコンデンサー・マイク。指向特性はカーディオイドだ。外部振動を抑制し、セルフ・ノイズも4.5dBAに抑えられている。情報量の多い中域と、滑らかな高域、温かく丸みのある低域が特徴だ。

 AI-1は、最大24ビット/96kHzに対応する1イン/2アウトのオーディオI/O。付属のUSBケーブルをパソコンに接続すれば、特別なドライバーは不要で使用可能となる。ファンタム電源搭載のプリアンプを1基備え、入力端子はXLRとTRSフォーンのコンボ・ジャック、出力端子はTRSフォーン×2という仕様。遅延なく音声をモニタリングできるダイレクト・モニター機能も搭載している。購入後に登録することで、DAWソフトウェアのABLETON Live Liteが無料でダウンロードでき、すぐに録音が始められる。

 

サンレコ・ビギナーズ|音楽制作に役立つ初心者ガイド

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