WesAudioより、ステレオコンプレッサーngTubeComp(748,000円)がリリースされた。プラグイン経由で全パラメータのリコール/オートメーション保存が可能なデジタルリコール機能を装備。さらにステレオ、デュアル、M/Sモードにも対応しており、モダンなミックスワークフローができるコンプレッサーとなっている。
ngTubeCompは、すべてのオーディオ信号パスをハードウェアのみで構成。入力から出力まで6本の真空管と4つのトランスを直列に配置することで、回路がもたらすサチュレーション量を、入力段のトランスと真空管、および出力段のトランスと真空管でそれぞれ独立して調整ができる。
また、フィードバック/フィードフォワードの動作モード切替が可能。これにより従来のVari-Muらしい滑らかな圧縮と、よりタイトな制御を両立することができるという。アタック/リリースは無段階で調整ができ、バランス出力切替も搭載する。
さらに専用プラグインから、すべてのパラメータをリコール/プリセット保存ができ、オートメーションにも対応。本体のロータリーエンコーダーを操作してオートメーションを書くことも可能だ。また、プラグインではゲインリダクションをグラフ形式でも表示できるなど、直感的なUIを採用している。