Studio Oneが7.2へアップデート!新しいベース音源、ワークフローが向上する新機能などを多数追加

studio one 7.2

 PreSonusから、DAWソフトStudio Oneの最新バージョン7.2が発表された。新音源の追加、レコーディング機能の拡張、プラグイン管理やワークフローの機能の改善など、多岐にわたって機能のアップデートが図られている。

 Studio One Pro 7永続ライセンス・ユーザーとStudio One Pro+メンバーは、“アップデートを確認”メニュー、またはMyPreSonusから、バージョン7.2にアップデートできる。また6月30日までサマーセールを実施中で、30%オフで購入することが可能だ。

シネマティックに特化したベース音源Sub Zero Bass

Sub Zero Bass

 今回のアップデートで、ベース音源のSub Zero Bassが追加された。映画音楽のサウンドデザイン・コレクティブThe Solosがデザインした、シネマティックやエレクトロニックといったジャンルに特化しており、3つのレイヤー構成による音作りができる。

自動パンチ/ループ録音機能と、カスタム・チューニングに対応したTuner2

 バージョン7.2から、自動パンチ/ループ録音が利用できるようになった。これにより、フットスイッチによるパンチイン/アウトや、プリ/ポストロールの調整ができるようになり、ハンズフリーでのシームレスなレコーディングが可能になった。

 そして、Tuner2がオープン/カスタム・チューニングに対応。30種類以上のギター用プリセットが用意されており、自作チューニングも保存可能となった。

コードトラックが“ナッシュビル・ナンバー・システム”に対応

ナッシュビル・ナンバー・システム

ナッシュビル・ナンバー・システム

 コードトラックは、ディグリー(数字)でコードを表示する、“ナッシュビル・ナンバー・システム”に対応。アラビア数字/ローマ数字の切り替えが可能で、スコア・エディターを含むすべてのコード表示エリアに適用することができる。

そのほかパフォーマンスに寄与するアップデートが多数

minor-updates

 そのほかバージョン7.2では、連続カーソル・オプションの追加、プラグイン・マネージャーの改善(フォーマット別の優先指定や重複非表示など)、Apple Siliconにおけるマルチプロセッシング処理の最適化、さらにARM版Windowsのネイティブ対応(パブリックベータ)など、全体的なパフォーマンスと柔軟性が向上している。

 

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