オタイオーディオが監修するオーディオ製品ブランド「HAKU」から、第2弾モデルとなるアナログ・レコードプレーヤーHTT-1100(26,800円)が登場した。「HAKU」は、“本格仕様のオーディオ製品を、より多くの人に楽しんでもらう”という理念のもと、手に取りやすい価格帯での製品展開を目指すブランドだ。
HTT-1100は、フォノプリアンプ、Bluetooth、ストロボライトを備えるアナログ・レコードプレーヤー。回転方式は、モーターの動力をゴムベルトで伝えるベルトドライブ方式を採用し、モーター振動を抑えた静粛かつ安定した駆動を追求している。さらにシリンダー軸と小型ターンテーブルという構造によって、プラッターの上下動も効果的に軽減される。
HTT-1100には、レコード針、金メッキリード線を備えたクロームメッキのヘッドシェル、MM型カートリッジが同梱されるため、すぐにレコードを楽しむことができる。またS字型ユニバーサルトーンアームを採用しているため、ヘッドシェルやカートリッジは交換可能だ。針圧を測るウェイトゲージやアンチスケーティング調整ダイヤルを備えているので、使用するものに合わせたセッティングを行える。
回転速度は本体右下の33RPM/45RPM切り替えボタンで選択でき、レコードの仕様に応じた再生が可能。プラッター外周にはストロボドットが配置され、ストロボライトを照射することで回転数を目視で確認できる。ドットが右方向に流れて見える場合は回転が遅く、左に流れる場合は速すぎることを示しており、Pノブ(ピッチ調整ノブ)で回転速度の微調整が行える。さらに本体右下には、暗所での再生をサポートするターゲットライトも装備する。