Focusriteより、ThunderboltとDanteを搭載した128チャンネル伝送対応インターフェースRedNet TNX(299,900円)が発表された。Thunderboltを備えるWindows、またはmacOS搭載のラップトップやデスクトップコンピューターで使用できる。
RedNet TNX は、Thunderbolt 3ポートを2基搭載し、1本のThunderboltケーブルでWindowsまたはmacOS(Intel/Apple Silicon)搭載コンピューターと接続可能。各Thunderbolt 3ポートは15Wの給電が可能で、デイジーチェイン接続にも対応している。RedNet TNX本体は外部DC電源アダプターで動作。また標準で128ch × 128ch、Dante Readyアップグレードで256ch × 256ch(24bit/96kHz)の非圧縮高解像度オーディオを低レイテンシーで伝送できる仕様となっている。
また、RedNet TNX はRedNet Controlソフトウェアで集中管理が可能。2つのRJ-45ポートは、スイッチモードと冗長(レダンダント)モードの両方をサポートし、柔軟性と接続性に優れているという。
RedNet TNX は、AES67およびSMPTE ST 2110(DDM必須)に対応し、放送・大規模制作現場にも適している。Dolby Atmosなどのイマーシブ制作や、放送・大規模スタジオ用途を想定した設計となっている。