DPA Microphonesより、ひずみを低減し広いダイナミックレンジを実現するCORE+技術搭載のマイクが登場

DPA CORE+

 DPA Microphonesより、マイクの振動板や電子部品から発生するひずみを排除し、広いダイナミックレンジを実現する技術=CORE+を搭載した各種マイクが発売された(81,400円〜105,600円)。

 CORE+は、同社の直径5mmミニチュア・カプセルに搭載される技術で、従来のCORE技術に比べて性能が向上している。この技術は、高い音圧レベルでも振動板からの信号をリニアに保持し、全高調波ひずみ(THD)をさらに低減することを実現。これにより、全帯域にわたってひずみの少ない収録が可能となっている。

音圧レベル(横軸)、THD+N 全高調波ひずみ(縦軸)を表すグラフ

音圧レベル(横軸)、THD+N 全高調波ひずみ(縦軸)を表すグラフ。 すべての音圧レベルで曲線が平坦であることが、ひずみが少ないことを表している。オレンジが同社のミニチュアマイクロホン2061、青が従来のCORE技術を搭載したモデルのマイク、緑がCORE+の色分けでそれぞれの性能曲線を表している。

CORE+対応モデルの製品ラインナップ

発売中のCORE+対応モデルは、以下の通り。

・ミニチュア・マイク(無指向性):4060、4061、4660、4661
・ヘッドセット・マイク(無指向性):4466、4066、4266
・バイノーラル・マイク:4560

 

順次発売の対応モデルは、以下の通り。

・ミニチュア・マイク(無指向性):4062、4071、4671
・ミニチュア・マイク(単一指向性):4080
・ヘッドセット・マイク(無指向性):4166

 

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