ZOOMより、19.4mmの大口径ダイヤフラムを搭載するXYステレオマイクを装備したハンディレコーダーH5studio(オープンプライス:市場予想価格42,900円前後)が登場。
H5studioは、口径19.4mmのダイヤフラムを搭載したXYステレオマイクを装備し、高いSN比、最大140dB SPLの音圧レベル、そして123dBのダイナミックレンジを実現。1msecのディレイでピークレベルを先読みするAdvancedリミッターも内蔵し、クリップを気にせず収録ができるという。
また、ZOOM独自のマイクカプセル交換システム3.0に対応しているため、シーンに応じて他のZOOM製マイクカプセルをマウントすることが可能となっている。
XYステレオマイクに加え豊富な入出力を備える
本体底部の入力端子には、48Vファンタム電源に対応したXLR/TSフォーンコンボ入力を2系統装備。XYステレオマイクと合わせて最大192kHzのサンプリングレートで、最大6tr(XYマイクL/R、INPUT 1、INPUT 2、ステレオミックスL/R)の同時録音が可能だ。また入力端子のプリアンプには同社Fシリーズと同じものを採用し、EIN −127dBuの低ノイズで収録ができる。さらに本体側面にはプラグインパワー供給に対応した外部マイク用のステレオミニ入力端子を装備し、ピンマイクなどを接続することが可能だ。
32ビットフロート対応のUSBオーディオインターフェースを内蔵
H5studioは、32ビットフロート対応のUSBオーディオインターフェース機能(Android/iOS/Mac/Windows対応)を備え、録音時は最大4イン/2アウトで使用が可能。これにより、ライブ配信をしながら収録を行う、といった使い方ができる。
また本体は単3アルカリ電池4本で約15時間駆動し、別売のACアダプター(AD-17)や市販のモバイルバッテリーのほか、USBバスパワーでも動作する。