8型編成のKontakt用ストリングス音源、Longsqin Qin Stringsが登場

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 Longsqin(ロンチン)より、Kontakt用ストリングス音源Qin Strings(36,300円)が発売された。Native Instruments Kontakt 7以降、もしくは無償版のKontakt PLAYER 7以降で動作する(Mac/Windowsに対応)。

 Qin Stringsは、8-6-4-4-2の8型のストリングス編成を擁する中国・北京最大のオーケストラ録音スタジオ、Jintian Recording Studioで収録された。SSLのミキサーが使用されたことにより、サンプルに温かみのあるトーンが付与され、現代のポップミュージックに適したサウンドに仕上がっているという。

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Kontakt Playerに読み込んだQin Strings(メイン画面)

 レガート奏法は丹念にサンプリングが行われており、リアリティのあるサウンドを追求している。ビブラートの速さは、MIDIのCC11の値を使った3段階の切り替えに対応。ピチカートとスタッカートは、正確なサンプリングによりほぼゼロレイテンシーの演奏が可能だ。トリル奏法の振幅は、CC4で制御が可能で、値を50未満に設定すると半音(短二度)、50以上に設定すると全音(長二度)のトリルとなる。

 さらにQin Stringsは、Native Instrumentsのハードウェア製品と互換性を持つ。とりわけ同社のKontrol Sシリーズキーボードとの連携性が高く、あらゆるパラメーターをキーボード上のスイッチで直感的に調整することが可能だ。

 

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