Universal Audioから、Danteネットワーク上で動作するシングルチャンネルのUnisonマイク/ラインプリアンプApollo e1x(オープンプライス:市場予想価格66,000円前後)と、ステレオ・ヘッドホンアンプやライン入出力を備えたDanteネットワーク用モニタリングステーションのApollo e2m(オープンプライス:市場予想価格82,500円前後)が発表された。両製品ともサンプルレートは最大96kHzまでをサポートし、UAD ConsoleまたはDanteコントローラーアプリでルーティング設定が可能。発売時期は2025年5月を予定している。
Apollo e1x
Apollo e1xは、2024年7月に同社がリリースした16in/16outのDanteネットワークオーディオ入出力を搭載したオーディオインターフェース=Apollo x16Dに接続することで、API、Avalon、Manley、Neve、SSLなどのクラシックなプリアンプのエミュレーションが可能だ。またApollo x16D無しでも、Danteネットワーク上でゲイン、+48V、位相反転、ローカットなどをリモートコントロール可能なプリアンプとして使用することができる。
複数台のApollo e1xが必要な場合は、付属のカップリングブラケットで連結可能。底面のマイクスタンドマウント用のスレッドにより、安定した設置とスペース確保を実現するという。
Apollo e2m
Apollo e2mは、ステレオ・ヘッドホンアンプとライン入出力を備えたDanteネットワークインターフェース。1/4インチと1/8インチのステレオヘッドホン出力(並列出力)や、ステレオ1/4インチ・ラインI/O(2イン/2アウト)を搭載し、ライン出力とヘッドホン出力のミュートは個別に設定可能だ。
電源はデータと電力を1本のLANケーブルで供給するPoEを採用し、設置を簡素化している。