初音ミク NTのバージョン2がリリース!進化した歌声合成と新機能はこちら

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“初音ミクらしさ”を追求してアップデートされた初音ミク NT(Ver.2)

 CRYPTON FUTURE MEDIAは、2020年に発売した歌声合成ソフトウェア『初音ミクNT』のメジャーアップデート版となる『初音ミク NT(Ver.2)』をリリース。通常価格は19,800円となっており、対象製品のいずれかを購入の上、同社のWEBサイトにライセンス登録しているユーザー向けの優待価格(15,400円)も用意されている。また、39日間無料で試用できる体験版も同時公開となる。

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Automatic Controlの設定画面。歌唱スタイルやニュアンスを選択するだけで、複数のパラメータを自動調整し、指示に応じた歌唱のニュアンスを提案してくれる

 初音ミク NT(Ver.2)は“初音ミクらしさ”を追求してアップデートされ、新たな歌声合成エンジンを採用。旧バージョンよりも自然なイントネーションや明瞭な発音が可能となった。また、初音ミクらしい可愛げのある歌声MIKU NT Original++、落ち着いた儚げな声色MIKU NT Dark++、吐息混じりの柔らかい声MIKU NT Whisper++と新しいエンジンに最適化されたボイスライブラリーが3種類用意された。

 初音ミク NT(Ver.2)は、Automatic Controlを搭載。歌唱スタイルやニュアンスを選択するだけで、複数のパラメータを自動調整し、指示に応じた歌唱のニュアンスを提案してくれる。ピッチカーブやビブラートなどの歌い方のほか、あらかじめ4種類のトーン(Accent/Power/Neutral/Soft)が用意されたボイスカラー機能による声色の調整が可能だ。また、声の震え成分をコントロールし、声の勢いや質感を調整するVoice Drive、声のハリ具合や強さ/弱さの成分をコントロールするVoice Voltage、元の声の個性を保ったまま声質変化させるSuper Formant Shifterといったボイスエフェクターも搭載している。

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ボーカルエディターPiapro Studio NT2。プラグイン(VST3、Audio Units)とスタンドアローンの2バージョンが用意されている

 進化したボーカルエディターPiapro Studio NT2は、プラグイン(VST3、Audio Units)とスタンドアローンの2バージョンを用意。メロディと歌詞を打ち込むと、音楽スタイルや歌い方に対応して簡単設定できるAutomatic Controlが自動適用される。リアルタイムに歌わせながら、さまざまなパラメータやエフェクトを設定可能だ。

  

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