XILICAから、AI搭載インテリジェント・オーディオプロセッサーRoomHub(価格未定)と、直感的操作が可能な会議スペース向けタッチスクリーンコントローラーRoomPro X10(価格未定)が発表された。いずれも2025年6月末の発売を予定している。
RoomHub
部屋の音響特性を分析して自動的に適した設定を行うAI AutoDeployテクノロジー搭載のRoomHub
RoomHubは、ネットワークに接続するとマイクやカメラなどの接続されている機器を自動的に検出し設定を完了する、インテリジェント・オーディオプロセッサー。AI AutoDeploy™テクノロジーが、部屋の音響特性を分析して自動的に適した設定を行うため、導入するにあたり専門的なプログラミングの知識は不要だ。さらに、機械学習を利用してノイズを検出/除去するNoiseSenseシステム、クリアで聞き取りやすい音声を実現するHearClearエコーキャンセリングなど、最新の機能を多数搭載している。
コンパクトな設計であることに加え、PoE対応で電源供給が可能なため、柔軟な設置が可能だ。同社のクラウドシステムXilica Cloudを使用することで、教室などの中規模な会場だけでなく大規模な会議室などにも対応する。
RoomPro X10
RoomPro X10は、会議室やコミュニケーションスペースにおける複雑なAVシステムを、直感的なインターフェースで簡単に管理できる10インチタッチスクリーン・コントローラー。ディスプレイはアンチグレア加工が施されており視認性に優れ、部屋の利用状況やシステム状態を色で直感的に伝えるLED表示などの機能も備える。柔軟な設定ができるインターフェース設計により、多様な環境に適応。高性能プロセッサーによる高速処理で、大規模なシステム制御もスムーズに行えるという。