UVIよりAudioFrameのサンプラー部をソフト音源化したPX WaveFrameが登場

 UVIは、1980年代末に登場したDAWの原型の一つ、Wavefrom Audioframeの収録サンプルを元にソフト音源化したPX WaveFrame(12,000円)をリリースした。12月22日(日)までイントロセールとして6,000円で販売。WaveFrame Sound Collectionのユーザーは、クロスグレード価格として29ドル/ユーロで入手可能だ(UVIストアのみ)。
 PX WaveFrameはMac/Windowsに対応し、同社のソフトシンセ/サンプラーのFalcon、または無償配布されているUVI Workstation上で動作する。(いずれもスタンドアローン、またAAX/AU/VST/VST3形式で使用可能)

 PX WaveFrameは、1980年代後半に登場したWaveFrameのハイエンド・デジタル・サンプラーおよびオーディオ制作システムであるAudioFrameのサウンドを忠実に再現したソフト音源。実機の莫大なサウンドバンクを基に350種類のプリセットを収録し、それらはキーボード、ギター、ベース、ストリングス、ブラス、ウッドウィンズ、シンセ、ドラム、SFXなど、さまざまなカテゴリーに分類されている。

WaveFrameのメイン画面

当時のコンピューターを模したWaveFrameのメイン画面

 レイヤーごとにADSR、フィルター、モジュレーションなどが調節できるほか、3バンドEQ、ドライブ、コーラス、Phasor(フェイズシフター)、デジタルディレイ、Sparkverb(リバーブ)といった内蔵エフェクトも備える。さらに、レイヤーごとに使用可能なアルペジエイターを装備し、実機さながらの本格的なサウンドデザインができる仕様となっている。

エフェクト画面

EQやコーラス、ディレイなどが調節可能なエフェクト画面

アルペジエイター

アルペジエイターの設定画面、レイヤーごとに調整が可能となっている

 

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