iZotopeより、ディレイ信号に対してダイナミックEQ処理が可能なテープディレイ・プラグイン、Cascadia(8,500円)が登場した。Mac/Windowsで動作し、AAX/AU/VST3をサポートする。
なお、リリースを記念して有償のiZotope製品を所有しているユーザーが購入できるCascadiaのクロスグレード版(6,300円)のほか、同社のPlasma/Aurora/CascadiaをバンドルしたCatalyst Series Holiday Bundle(21,500円)が12月25日(水)まで販売される。
Cascadiaは、ディレイ信号に対してダイナミックEQ処理を施すことで、ドライ信号とのマスキングを取り除くことができるディレイプラグイン。合理化されたインターフェースを搭載しており、ディレイタイプとマスキング効果を簡単に設定できるほか、画面最下段にある周波数ハンドルを動かすことで、素早くディレイ信号のハイパス/ローパスも指定可能だ。
ディレイの種類には、プロジェクトのBPMに合わせたビートシンク/手動でタイムが調整できるタイムベース/ピンポンディレイ/ディレイ信号を逆再生せたリバースなど、ベーシックなものから複雑なテクスチャが表現できるものまで、さまざまなタイプを搭載。さらに50種類以上のプリセットを収録しており、ワンクリックで多彩な空間表現が可能となっている。