Universal AudioのオーディオインターフェースApollo Xシリーズが、ファームウェアアップデートによりApollo Monitor Correction(AMC)を実装した。AMCは、SonarworksのSoundID Referenceを使用し、スピーカーおよびヘッドフォン出力のキャリブレーションをApollo Xの内部DSP上でリアルタイムに実行できる機能。これにより、DAWのプラグインなしで精密なキャリブレーションが可能となるという。
AMC対応モデルは下記の通り。
- Apollo Xシリーズ(Gen 1):Apollo Twin X Duo/Quad、Apollo Twin X USB、Apollo x4、Apollo x6、Apollo x8、Apollo x8p、Apollo x16
- Apollo X|Gen 2シリーズ:Apollo Twin X Duo/Quad、Apollo x4、Apollo x6、Apollo x8、Apollo x8p、Apollo x16、Apollo x16D
Apollo Xシリーズ(Gen 1)は、Apollo Monitor Correction Add-onを有償(14,400円)で導入可能。12月2日(月)23:59までの期間限定で、約40%オフの8,900円になるイントロセールを行なっている。Apollo X|Gen 2シリーズについては、Apollo Monitor Correction Add-onが12月31日(火)まで無償提供される(利用には、対応するSoundID Referenceライセンスが別途必要)。
Apollo Monitor Correctionは、Sonarworksが実装された環境において、Apolloのハードウェア上で動作。ステレオおよびサラウンドスピーカーレイアウトや、500種類以上のヘッドホンモデルに対応する出力キャリブレーションを実行可能だ。フラット、Dolby Atmosミュージックカーブなどさまざまなターゲットモードに対応し、最大3台までのApollo Xデバイスでアクティベートできる。
AMC対応のApollo X |Gen 2シリーズ、ApolloXシリーズ(Gen 1)のラインナップ
AMCに対応するApollo X|Gen 2シリーズ16種類と、Apollo Xシリーズ(Gen 1)の現行モデル1種類は、下記ラインナップの通り。いずれもMac/Windowsに対応(Windows専用のApollo Twin X USB DUO Heritage Editionはのぞく)。
Apollo Twin X DUO | Gen 2 Essentials+ Edition、およびStudio+ Edition
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを2基、DUOコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した10イン/6アウトのApollo Twin X DUO | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(192,500円)と、50種類以上のUADプラグインライセンスを付属するStudio+ Edition(236,500円)の2種類がラインナップされている。
Apollo Twin X QUAD | Gen 2 Essentials+ Edition、およびStudio+ Edition
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを2基、QUADコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した10イン/6アウトのApollo Twin X QUAD | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(242,000円)と、50種類以上のUADプラグインライセンスを付属するStudio+ Edition(286,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo x4 | Gen 2 Essentials+ Edition、およびStudio+ Edition
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを4基、QUADコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した12イン/18アウトのApollo x4 | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(319,000円)と、50種類以上のUADプラグインライセンスを付属するStudio+ Edition(363,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo x6 | Gen 2 Essentials+ Edition、およびStudio+ Edition
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを2基、HEXAコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した16イン/22アウトのApollo x6 | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(396,000円)と、50種類以上のUADプラグインライセンスを付属するStudio+ Edition(440,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo x8 | Gen 2 Essentials+ Edition、およびStudio+ Edition
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを2基、HEXAコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した18イン/24アウトのApollo x8 | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(462,000円)と、50種類以上のUADプラグインライセンスを付属するStudio+ Edition(506,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo x8p | Gen 2 Essentials+ Edition、およびStudio+ Edition
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを8基、HEXAコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した16イン/22アウトのApollo x8p | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(561,000円)と、50種類以上のUADプラグインライセンスを付属するStudio+ Edition(605,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo x16 | Gen 2 Essentials+ Edition、およびUltimate+ Edition
HEXAコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した18イン/20アウトのApollo x16 | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(638,000円)と、100種類以上のUADプラグインライセンスを付属するUltimate+ Edition(792,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo x16D | Gen 2 Essentials+ Edition、およびUltimate+ Edition
Dante I/O、HEXAコアプロセッサーやThunderbolt 3接続を搭載した18イン/20アウトのApollo x16D | Gen 2には、20種類以上のUADプラグインライセンスを付属するEssentials+ Edition(517,000円)と、100種類以上のUADプラグインライセンスを付属するUltimate+ Edition(693,000円)の2種類がラインナップされている。
Apollo Twin X USB DUO Heritage Edition
Apollo Xシリーズ(Gen 1)シリーズの現行モデル。Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプ2基とDUOコアプロセッサーを搭載した10イン/6アウト仕様で、主要UADプラグインライセンスを付属し、159,500円で入手可能だ。