Audio Modelingから、ルームシミュレータープラグインのAmbiente(27,500円)がリリースされた。Ambienteは、同社SWAM(Synchronous Wave Acoustic Modeling)技術を基盤に、ソロ楽器やストリングセクションを仮想空間でシームレスに統合することが可能だ。これにより、ユーザーは楽器を自由に配置し、リアルで臨場感のある音響空間を簡単に作り上げることができるという。なお、SWAM製品ユーザー向けのクロスグレード版(8,800円)も同時リリースとなる。
AmbienteはMac/Windowsに対応し、スタンドアローンおよびAAX/AU/VST/VST3プラグインとして動作する。
Ambienteは、ドラッグ/ドロップで配置するROOM、精密な調整をするTECK、より直感的な配置や操作が可能なLISTと、3種類のユーザーインターフェースを備える。また18種類の異なる部屋を選択し、理想的なオーケストラサウンドを作成可能。吸音材や部屋のサイズを調整して、最適な音響環境を実現できる。
さらにステレオマイクの距離を微調整し、反射音の量をコントロール可能。これにより、より深みとリアリズムが加わったサウンドが得られるという。