日本のイヤホンブランドAcoustuneは、シリーズ最新のドライバーを搭載したユニバーサルフィット・イヤホンHS1900X SHINOGI -鎬-(オープンプライス:市場予想価格205,00円前後)を11月15日(金)に発売する。※予約は現在も受付中
“切削”をコンセプトに設計されたHS1900X SHINOGI -鎬-は、薄さ、軽さ、頑丈さの3要素を併せ持つ。多方面にわたるアップデートを重ねたことにより、軽量かつ高強度なボディと、軽やかで透明感のある広い音響空間、そして自然に伸びる高音域と芯のある音場表現を可能にしたという。
同シリーズ最新のダイナミックドライバーを搭載
HS1900X SHINOGI -鎬-は、同社の過去機を基に改良を加えたチタン製薄膜チタンドームとミリンクスドライバーから成る“第3世代ミリンクスコンポジットドライバー”を搭載する。特にチタン製薄膜ドームは、膜厚や組付け手法などが全面的に見直されたことで、ドライバー全体のポテンシャルを引き出すという。
軽量なモジュラーカーボンボディ
本体のハウジングには、軽量な積層ドライカーボン素材で形成された、Acoustune独自のモジュラー構造を採用。さらに、チタン製のドライバー部とコネクター部を完全分離したことで、相互干渉による音質への影響を抑制し、透明感あふれる音場と澄み渡る高音域表現を可能にしたという。
伝導性に優れるPentaconn Earコネクターと開発過程で生まれたARC93ケーブル
コネクターには、日本ディックスが設計/生産をするPentaconn Ear(ペンタコンイヤー)コネクターを搭載。プラグ部とソケット部が密接に接触するこの規格は、伝導性能と音響特性に優れるとともに、脱着の容易性と高い堅牢性を両立するとのこと。
またケーブルは、本製品の開発過程で生まれた“ARC93”を採用。内部配線には、音質の向上と軽量化を目指し、錫メッキコートOFC線を装備。ケーブル全体はツイスト構造をとり、被覆には柔軟性と制振性、ノイズ耐性に優れた日本製PVCを使用した。またプラグには、4.4mm5極バランスプラグを備える。
独自形状を持つイヤーチップAEX70とAEX50が付属
イヤーチップには、標準的なイヤーチップ形状を持つAEX70と、より広い面積で耳に密着しやすい独自のダブルウィング形状を持つAEX50が、それぞれS/M/Lの3サイズ(ペア)で用意される。またイヤーチップの素材には、SMPテクノロジーズ社製の形状記憶ポリマーSMP iFitを使用しており、長時間の使用でも快適な付け心地を実現したという。