Synthogyが1951年製NYスタインウェイモデルDを再現したソフト音源Ivory 3 American Concert Dを発売

 Synthogyは、1951年製のニューヨークSTEINWAYモデルDを再現したソフト音源、Ivory 3 American Concert D(38,500円)を発売。元となったニューヨーク・スタインウェイ・モデルDは、Steinway & Sonsが製造したコンサートグランドピアノで、その卓越した品質から多くの著名アーティストに愛用されている。

 Mac/Windowsに対応し、AAX/AU/VST3のプラグインフォーマットで動作する。

 Ivory 3 American Concert Dは、音色の変化を滑らかに再現し、自然な演奏表現を可能にするContinuous Velocity to Timbre機能を搭載。独自のReal-time Gradient Blending技術を採用したRGBエンジンにより、リアルで表現力豊かなサウンドを提供するという。

Ivory 3 American Concert DのDesign画面。ベロシティカーブやペダルの設定によって、ユーザーは打鍵やペダル操作に応じて音色をなめらかに変化させることができる

 またIvory 3 American Concert Dは、クローズ、ミッド/サイド、アンビエントなど4つのマイクポジションを選択可能。トリムやEQなど多様なパラメーターを備え、柔軟なサウンドデザインが行える。 

Ivory 3 American Concert Dのミキシング設定画面。Mix Ambienceでは、“Concert Hall”などの音響プリセットを選択でき、音の残響を調整可能だ。Ch1〜Ch5の音量を調整でき、これにより、異なるマイクポジションからの音をブレンドできる

 

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