Waves、一体型ライブ用デジタルミキサーeMotion LV1 Classicを発表

EMO_01   

 Wavesから、同社初となるライブミキシングコンソールのeMotion LV1 Classic(1,595,000円)が発表された。同社のLV1ミキサーエンジンを基にした一体型のハードウェアコンソールで、ライブエンジニアに最適な形状とワークフローを提供するという。11月リリース予定。

EMO_02

 eMotion LV1 Classicは、外形寸法402 mm(W)×561 mm(H)×560 mm(D)、重量17.2kgというコンパクトな筐体に64ステレオチャンネルと44ステレオバスを装備。内部処理は、最大96Hz/32ビットフロートで動作する。

 独自開発のプリアンプを内蔵したマイク/ライン入力(XLR/TRSフォーンコンボ)×16基、ライン出力(XLR)×8基を備えるほか、ヘッドフォン出力(TRSフォーン)、AES入力×1基、AES出力×2基、同社SoundGridポート×4基を搭載している。

EMO_03

 eMotion LV1 Classicは21.5インチのマルチタッチスクリーンを備え、直感的な操作を実現。16本+マスター1本の100mmフェーダーを搭載し、ツマミやスイッチを併用することでソフト/ハード両方の側面から効果的にアプローチできる設計となっている。

EMO_04

 さらに、ダイナミックEQやボーカルチューニング、フィードバックコントロールなど、ライブミキシングに欠かせない16種類のWavesプロセッサーをデフォルトで内蔵。200種類以上のWavesプラグイン、イマーシブモニターシステム、自動ゲイン調整を行うDuganエンジンをオプションで追加できる。

 拡張性にも優れており、Waves IONIC 24やIONIC 16などのSoundGridステージボックスを併用することでより多くの入出力を実現。またDSP(SoundGridサーバー)を最大3台まで追加でき、バックアップ用にはさらに4台追加することができる。これによって、システム全体の安定性と柔軟性を高めることが可能だ。

 

製品情報

関連記事