SSLのオーディオインターフェース、SSL2/SSL2+の後継機が発表。最高192kHzに対応

SSL2MKII

 Solid State Logicから、USBオーディオインターフェースSSL2とSSL2+の後継機となるSSL2MKII(オープンプライス:市場予想価格32,780円前後)とSSL2+MKII(オープンプライス:市場予想価格45,980円前後)が発表された。発売は10月中旬とのこと。

SSL2+MKII

 前モデルのSSL2/SSL2+は最大24ビット/192kHz対応AD/DA搭載だったのに対し、今回のSSL2MKII/SSL2+MKIIは最大32ビット/192kHz対応AD/DAへとアップグレード。回路もデジタル/アナログともに改良が施され、ダイナミックレンジが向上したことで、よりクリーンなサウンドを実現したという。

 さらに、両モデルは各入力チャンネルにハイパスフィルターを装備。前モデルではすべての入出力端子がリアに集約されていたのに対し、利便性を考慮してHi-Z入力やヘッドホン出力がフロント側に用意された。

 一方、前モデルで好評だったSSL aPreマイクプリやSSL SL4000シリーズコンソールのサウンドを再現する4Kスイッチ、Alps製ポット、Neutrik製コネクター、NJM製ヘッドホンアンプを継承している。

SSL2MKIIのトップパネル

SSL2MKIIのリアパネル

 SSL2MKIIは、2イン/2アウトのUSBオーディオインターフェース。ヘッドホン出力が2基に増設され、レベルポットは共通使用となっている。

SSL2+MKIIのトップパネル

 

SSL2+MKIIのリアパネル

 SSL2+MKIIは、2イン/4アウトのUSBオーディオインターフェース。ライン出力が4基すべてがTRSフォーンに仕様変更され、複数のモニターへの接続も容易に。DCカップリング出力にも対応し、モジュラーシンセへのCV出力も可能となった。

 

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