Apogee Symphony Studioシリーズ 〜フラッグシップ直系のオーディオI/O

 Apogeeは、同社オーディオインターフェースのフラッグシップSymphony I/O MkIIシリーズを継承し、最新のサウンドコンポーネントを搭載したSymphony Studioシリーズを発表した。制作環境に合わせて入力/出力数を選べる、Symphony Studio 8×8(440,000円)、2×12(319,000円)、8×16(550,000円)の3モデルがラインナップ。10月から11月にかけての発売を予定している。

 Symphony Studioシリーズは、Symphony I/O MKIIと同様のADコンバーターチップAKM AK5574を採用した高音質オーディオインターフェース。入出力のコンフィギュレーションを固定し、アナログ入出力に限定することで、価格を抑えながらSymphony I/O MkIIと遜色ないサウンドクオリティを実現している。

 Symphony Studio 8×8は同社Ensembleの後継として位置づけられ、8イン/8アウトの入出力数を備える。

Symphony Studio 8×8のフロントパネル(写真上)とリアパネル(同下)

 Symphony Studio 2×12は2イン/12アウトの入出力を装備し、最大7.1.4chのイマーシブオーディオに対応する。

Symphony Studio 2×12のフロントパネル(写真上)とリアパネル(同下)

 Symphony Studio 8×16は8イン/16アウトの入出力を備え、最大9.1.6chのイマーシブオーディオに対応する。

Symphony Studio 8×16のフロントパネル(写真上)とリアパネル(同下)

 すべてのアナログ入力には75dB Advanced Stepped Gainマイク・プリアンプを搭載。DAコンバーターチップにはESS Sabreをライン出力とヘッドフォン出力に採用する。またヘッドホン出力はあらゆるモデルをドライブできるゼロオーム・ヘッドホンアウトとなっている。

 入力/出力の両方でDSPプロセッシングが可能。入力側はボブ・クリアマウンテン監修のECS Channel Strip直系チャンネルプロセッサーが用意されている。出力側はEQ、ディレイ、ベース・マネージメントなど、イマーシブを含めたモニターセットアップが可能だ。また、別売りのリモートコントローラーApogee Controlでの操作も可能となっている。

 USB Type-C接続でMac/Windowsに対応。ミュージシャンやバンドの個人録音から、大規模なレコーディングスタジオへの導入まで、さまざまな制作環境で活用できるだろう。なお、Symphony I/O MkIIシリーズは継続して販売される。

早期予約特典としてGroove Anniversary Edition進呈

Groove Anniversary Edition

 さらに早期予約特典として、Apogee Groove Anniversary Editionが先着20名様にプレゼントされる。Groove Anniversary Editionは、高い評価を受けた初代Grooveから進化し、D/A変換が32bitとなったDAコンバーター/ヘッドフォン・アンプだ。

 

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