Audio-Technicaが、デジタルワイヤレスシステムSystem 20 PRO(オープンプライス)を発売。レシーバーとトランスミッター4種類をラインナップしている。
System 20 PROは、1Uハーフラックデザインで4ch出力を実現するデジタルワイヤレスシステム。2.4GHz帯の中で4chレシーバーのATW-R1440を5台接続することにより、HDモードでは最大20ch(標準モードでは最大10ch)の同時使用が可能となる。
ATW-R1440は、1つのチャンネルに最大4台のトランスミッターを登録できるマルチペアリングに対応。さまざまなトランスミッター(ハンドヘルド、ボディパック、バウンダリー、デスクスタンド)と互換性を持ち、電源のON/OFFだけで自動接続が行える。
4種類のトランスミッター(別売り)には、ハンドヘルドATW-T1402、ボディパックATW-T1401、バウンダリーATW-T1406、デスクスタンドATW-T1407をラインナップ。ボディパックトランスミッターとハンドヘルドトランスミッターは、2ch充電器ATW-CHG3a/AとATW-CHG3Na/A(いずれも別売り)で充電可能となっており、ボディパックトランスミッターは最大約15時間、ハンドヘルドトランスミッターは最大約18時間の運用が行える。そのため、セミナーや中規模な室内で行うミーティングなど、長時間の使用も可能となっている。
また、専用ソフトウェアWireless Managerを使用することで、各ワイヤレスデバイスが使用する周波数をスキャンし、干渉のない周波数を自動的に割り当てることが可能。複数のワイヤレスユニットの状態(電池残量、周波数、信号強度など)をリアルタイムに監視し、各デバイス設定をリモートから制御することができる。ユーティリティ設定では、GAIN/EQ/COMPなどの詳細設定や機器の設定状態をプロジェクトファイルとして保存可能だ。