IK Multimediaから、多数のモジュールやマスタリングコンソールプラグインを収録したミックス/マスタリングツールT-RackSシリーズの最新版=T-RackS 6がリリースされた。ラインナップは下記の通り。
- T-RackS 6 Intro(無償):T-RackSモジュール3種類を収録
- T-RackS 6(16,490円):T-RackSモジュール19種類を収録
- T-RackS 6 Pro(32,990円):T-RackSモジュール40種類を収録
- T-RackS 6 Max(49,490円):T-RackSモジュール60種類を収録
- T-RackS 6 Pro Upgrade(24,740円)※T-RackS 4以降の有償版登録者が対象
- T-RackS 6 Max Upgrade(32,990円)※T-RackS 5フルバージョン以上の登録者が対象
いずれもMac/Windowsに対応し、スタンドアローンのほかAAX/AU/VST3プラグインとして使用可能だ。
スタンダード的な位置付けとなるT-RackS 6は、全60種類のミックス/マスタリングモジュールを収録。自動マスタリング機能を提供するMaster Match Xや、チャンネル・ストリップのChannel Strip X、ローエンド処理に特化したBass ONE、ローファイ処理に特化したLo-Fi Punchといった新作モジュール8種類のほか、モジュール管理に便利なModules Managerが追加された。また、今回より全てのコンプレッサーモジュールにはサイドチェイン入力が備えられている。
さらに、スタンドアローンで使用可能なマスタリング専用アプリケーションT-RackS Mastering Consoleもアップデート。モジュール・チェインを確認する画面では、各モジュールの入力/出力レベルを表すメーターが追加された。新しいマスターバスには、プロジェクト全体に適用可能なモジュールを最大4つまで選択できるようになっている。