Bitwigが、同社のDAWソフトBitwig Studioの最新バージョンとなるBitwig Studio 5.2をリリースした。 8月12日(月)まで25%オフとなるサマーセールが開催中。Bitwig Studioフルバージョンが、通常価格69,300円のところ、51,975円で販売されている。
またBitwig Studioのライセンスと有効なアップグレードプランを持つユーザーは自身のアカウントページから入手可能だ。
マルチバンド/マルチモード対応のオールインワンCompressor+
新しいコンプレッサーデバイスのCompressor+は、あらゆる用途に対応するオールインワンタイプ。ソフトな「Smooth」、ミックスバス向きの「Glue」、倍音を生成する「Smash」など6種類のキャラクターメニューを備えている。
入力オーディオを4つの周波数帯で分割してマルチバンドでの使用も可能。各帯域のIntensity(強度)とTiming(タイミング)のオフセットで、基準設定に対しての調整が行えるのがユニークだ。
そのほかBeyondモードではアンダーコンプレッションとオーバーコンプレッションの比率を確認可能。Dualモードでは、小さな信号も持ち上げる上向きのダイナミクス調整を選択できる。
さらに出力セクションの「VCA Colors」モードでは、トランジスタースタイルの安定したアナログ感や、テープコンプレッションのような動的なアナログ感、デジタル感の強いクリーンなブレンドなど、さまざまな色付けが行える。
ビンテージにならった3タイプのEQも追加
EQデバイスとして3種類が新たに追加。Pultec MEQ-5を模範とした中域専用のFocus、同じくPultec EQP-1をモデルに低域のブースト/カットの組み合わせが可能なSculpt、中心周波数の前後で片方を上げ片方を下げるTiltが用意された。
そのほかマウスを使わずに矢印キーとキーコマンドの組み合わせで操作が行えるナビゲーション、グラフィックエンジンの改善によるCPU負荷軽減、プラグイン操作のアンドゥなどの改善が行われている。