Austrian Audioのハイスピード・プレミアムヘッドフォンアンプFull Score one発売

　Austrian Audioからハイスピード・プレミアムヘッドフォンアンプFull Score one（オープンプライス（市場予想価格：242,000円前後）が7月27日(土)に発売される。

出力はステレオフォーン2系統と、同社The Composerなどに対応可能なXLR 4ピンのバランス出力を用意

　Full Score oneは、リスニングからミキシング&マスタリングまでを視野に入れたAustrian Audio初のヘッドフォン・アンプ。　ローインピーダンスからハイインピーダンスまでさまざまなヘッドフォンを余すことなくドライブでき、発売に先駆けてさまざまなオーディオ賞を受賞している。

ステレオ入力はXLRとRCAピンが用意されている（パラレル）

　トランジェントを精密に再現する独自技術、トゥルートランジェントテクノロジー（TTT）を採用。バスドラムのアタックやギター弦を弾く繊細なプラッキングなどのディテールまで再生できるという。信号経路回路にはICを使用しない完全ディスクリートのアナログデザイン。極めてクリーンでローノイズな出力が得られるという。

Full Score oneの内部回路

　ボリュームコントロールに採用したALPS製のハイエンド・ポテンションメーター（可変抵抗）をはじめ、ハイエンドまたはミリタリー・グレードのコンポーネントのみ使用。電源回路はファンレス設計でパワフルなリニア電源を搭載する。

　また、ジェネレックジャパンのWebサイトでは、Full Score oneの設計目標、TTT、回路、測定結果などの開発ストーリーをまとめたホワイトペーパー「Behind the Full Score one日本語版」を提供している。

Full Score one技術仕様

• 電力帯域幅：5Hz〜1MHz
• THD（@1kHz）：0.0005%（全負荷時）
• 最大スルー・レート：200V/μs
• スルー・レート：EIN 136dB（A）
• 入力：XLR×2、RCAピン×2（パラレル）
• 出力：ステレオフォーン（6.35mm）×2系統、XLR（4ピン）バランス
• 推奨入力電圧：0dBV、1Vrms
• 推奨最大負荷（5Hz〜20kHz）：10Ω〜600Ω、最大150nF
• 最大出力電圧（5Hz〜20kHz）：19dBV、9Vrms @ 0,01% THD
• 定格出力：220〜230 V~ / 50Hzおよび110〜120V~ / 60Hz
• 消費電力：最大25W
• 外形寸法：220（W）×65（H）×265（D）mm
• 重量：2.8kg

Austrian Audio

製品情報

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