Sonarworksは、ユーザーの声を他人のボーカルやドラム、ギター、バイオリンなどのサウンドに変換するボイスチェンジャー・プラグイン、SoundID VoiceAIを発売した。
スタジオグレードの音声モデル23種類/楽器モデル21種類を搭載
SoundID VoiceAIは、Sonarworksの音声カタログからスタジオグレードの音声モデル23種類を使用し、ボーカルトラックをリアルな歌声に変換する。今後のアップデートにより日本語の音声モデルの追加も予定されている。
また、楽器モデル21種類も用意されているため、ドラム、ギター、バイオリン、サックスなどさまざまな楽器に変換可能だ。
クラウド処理によりCPU負荷を軽減
SoundID VoiceAIは、オーディオプラグインをサポートするすべてのDAWと互換性があり、クラウドベースの処理を採用。CPU負荷を軽減し、業界標準の暗号化によりプライバシーを保護する。
処理時間に応じてトークンを購入する従量課金制を採用
SoundID VoiceAIは従量課金制を採用しており、利用者は処理時間に応じてトークンを購入するシステムになっている。以下はトークンの価格例だ。
- トライアルプラン(無償):9,000トークン(約15分利用可能)
- Smallプラン(3,800円):72,000トークン(約2時間利用可能)
- Mediumプラン(7,500円):180,000トークン(約5時間利用可能)
- Largeプラン(13,000円):360,000トークン(約10時間利用可能)
動作環境
SoundID VoiceAIはMac/Windowsに対応し、AAX/AU/VST3フォーマットのプラグインをサポート。クラウド処理を使用するため、安定したインターネット接続も必要だ。