CRANBORNE AUDIOからヘッドフォン・アンプ搭載のC.A.S.T.ブレークアウト・ボックスN22Hが登場

CRANBORNE AUDIOからヘッドフォン・アンプ搭載のC.A.S.T.ブレークアウト・ボックスN22Hが登場

 マイク・プリアンプCamdenシリーズやイーサーネット・ケーブルを用いてアナログ信号伝送を行うC.A.S.T.システムで人気のCRANBORNE AUDIOより、ヘッドフォン・アンプを搭載したC.A.S.T.ブレークアウト・ボックスN22H(オープン・プライス:市場予想価格24,200円前後/税込)が発売された。

 

 本機はヘッドフォン・アンプ単体としてだけではなく、シールド加工されたLANケーブル(Cat5/Cat6/Cat7)で同社のC.A.S.T.製品と接続することにより、レコーディング・ブースとコントロール・ルームをつなぐジャンクション・ボックスとしても簡潔なシステムを構築することが可能だ。

 

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 入出力は、XLR/フォーン・コンボ入力×2、フォーン出力×2、ヘッドフォン出力(ステレオ・フォーン)×1を装備。また、ヘッドフォン・アンプ部には2つのパワー・モードを備えており、ミキシング/マスタリング向けのハイインピーダンス・ヘッドフォンに最適化されたハイパワー・モードと、リスニング用イアフォンなどローインピーダンス向けのローパワー・モードに切り替えが可能だ。

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 電源は、専用の9V DC電源アダプターが付属するほか、9V電池(006P)でも駆動する(ハイパワー・モードで最大2時間、ローパワー・モードで最大10時間)。また、筐体には固定用のネジ穴やケーブル固定用のタイ・ホールを備えており、底面の3/8インチ・ネジ穴を使えばマイク・スタンドにも直接設置可能だ。

 

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