2016-02-24から1日間の記事一覧

中土智博が使う Studio One 第1回

中土智博 第1回Studio Oneに移行した理由とプラグインのプリセット管理について 『サウンド&レコーディング・マガジン』をご覧の皆様、初めまして作編曲家の中土智博と申します。今月から数回にわたりStudio One 3(以降S1)の使い方をご紹介していきたい…

ダイナミック・マイクSHURE KSM8 新製品発表会 in NAMM 2016

市原 泰介(サウンド&レコーディング・マガジン編集部) SHUREは世界初のデュアル・ダイアフラム構造を採用したダイナミック・マイクKSM8を発表した。これは新しいダイナミック・マイクの歴史を作るためにSHUREが総力を上げて開発した今までに無い革新的なモ…

「ROLAND JP-08/JX-03/JU-06」製品レビュー:1980年代のアナログ・シンセをモデリングで再現したモジュール

ROLANDJP-08/JX-03/JU-06 H2 筆者は昨年9月号でROLAND System-1Mをレビューしましたが、その音の良さには大層驚かされました。System-1MにはACBテクノロジーという、パーツ単位でアナログ回路をモデリングする技術が採用されていますが、今回のRoland Bouti…

「NATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol S88」製品レビュー:ソフト・シンセを柔軟にコントロールできる88鍵MIDIキーボード

NATIVE INSTRUMENTSKomplete Kontrol S88 SUI 優れたデザインと堅牢性、高い操作性で評価を得ているMIDIキーボードNATIVE INSTRUMENTS Komplete Kontrol Sシリーズのラインナップに、フラッグシップとなる88鍵仕様のS88が加わりました。同時に、このSシリー…

「TASCAM Celesonic US-20×20」製品レビュー:USB接続で24ビット/192kHz対応のUSシリーズ最上位機種

TASCAMCelesonic US-20×20 林田涼太(いろはサウンドプロダクションズ) TASCAMのオーディオ/MIDIインターフェース、USシリーズの中で最上位機種となる20イン/20アウトのCelesonic US-20×20が登場しました。最高24ビット/192kHzに対応した高音質設計との…

「AUDIONAMIX Trax Pro」製品レビュー:2ミックスからボーカルと伴奏とを分離抽出できるMac対応ソフト

AUDIONAMIXTrax Pro NAGIE(ANANT-GARDE EYES、aikamachi+nagie) 私は長年にわたるVocaloid開発で、ほぼ全メーカーの加工ソフトを所有し、日々駆使しています。このTrax Proも数カ月前に知ってすぐ購入し、現在ヘビーに使用しています。新製品の場合“試用”…

「ZYNAPTIQ Unchirp」製品レビュー:圧縮が原因で起こるノイズや劣化を改善するプラグイン・エフェクト

ZYNAPTIQUnchirp 森田良紀(studio foresta) リバーブ成分の調整が可能という画期的なプラグイン、Unveilで有名なZYNAPTIQから、圧縮音源などで起こる耳障りなノイズ補正や、過度にコンプレッションされた音源のトランジェント修復などが可能なプラグイン、…

「SONICA INSTRUMENTS Koto 13」製品レビュー:26種類のアーティキュレーションを再現する十三絃箏ライブラリー

SONICA INSTRUMENTSKoto 13 伊藤翼 今までも箏のソフト音源は多く世に出ていたものの、クセが強く汎用的でなかったり、アーティキュレーションの数だけパッチを読み込む必要があったり、フレーズ集のような扱いだったりと、とにかく使いにくい印象のものが多…

「RETRO Sta-Level」製品レビュー:1960年代の名機に独自機能を加えた1ch真空管コンプレッサー

RETROSta-Level 山田ノブマサ(amp'box Recording studio) ビンテージ時代の真空管オーディオ製品をより扱いやすい形で再び普及させることを目的として、2006年に北カリフォルニアで設立されたRETRO。その音質や信頼性で、プロ・オーディオ業界で確実に地位…

「RADIAL Space Heater」製品レビュー:12AX7管ドライブ回路とトランスを内蔵した8chサミング・アンプ

RADIALSpace Heater 渡辺修一 今回テストするのはRADIALのSpace Heater。同社製品はDIしか使ったことがないのですが、ペダル・エフェクトやAPI 500互換シリーズなども結構力を入れていますね。本機は暖房機器のようなモデル名ですが、サミング・ミキサーとチ…

「MXL Aria」製品レビュー:ビンテージ機の回路設計を踏襲した単一指向コンデンサー・マイク

MXLAria 中村文俊(オフィスインビレッジ) コンデンサー・マイクと言えば、やはり高価なモデルが良いと考えている方が多いと思います。それも一利ありますが、逆に低価格のものを多数所有するというスタイルが、レコーディングで有利に働くこともあります。…

「BEYERDYNAMIC DT 1770 Pro」製品レビュー:進化したテスラ・ドライバーを搭載するハイエンド密閉型ヘッドフォン

BEYERDYNAMICDT 1770 Pro 原口宏 BEYERDYNAMICからスタジオ用の密閉型ヘッドフォン、DT 770 Proの音をベースに、磁束密度1テスラを越える強力なドライバーを搭載したDT 1770 Proが登場した。Premium Studio Headphonesという呼び名がついた同社スタジオ・モ…

「MIDAS M32C」製品レビュー:M32をラック・マウント型にした40インプットのデジタル・ミキサー

MIDASM32C 吉田裕也(ストロボミュージック) 音質の良いPA用コンソールに定評のあるMIDASから、1Uのラック・マウント可能なデジタル・ミキサーM32Cが発表された。同社M32の頭脳はそのままに、より設置性を重視した1台だ。今回は32イン/16アウトで3Uのラ…

「DBX AFS2」製品レビュー:検出精度や操作性の向上を図った2chハウリング・サプレッサー

DBXAFS2 山本真男(ゼロ・ディービー) AFS2は、ステレオ/デュアル・モノラル(2チャンネル)のハウリング・サプレッサー。ミキサーのメイン・アウトL/RとPAスピーカーの間につないだり、ミキサーのチャンネルやサブグループにインサートして使います。内…